やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

協働化・プロジェクト化された学びをどう評価する!?ートムリンソンの教えに従ってみたー

f:id:Yacchae:20190312220234j:plain

最後は、評価が1〜5とか、A~Dの成績に「堕する」んでしょ?

今日の記事の問いを先に提示しておきます。

総括的評価を下す宿命

今年度の学びの協働化+プロジェクト化がついに終了。

最後の総括的評価を行う段階に来ています。

これまでも色々学びの協働化+プロジェクト化の試みについては発信してきて課題も浮かび上がっています。

続きを読む

迷いと限界 ー1人で40人を支援することー

f:id:Yacchae:20190305222435j:plain

 2019年に入り、高校3年生の授業がなくなり、部活もピークではなくなりました。

論文を書いたり、担任させてもらっているクラスのことをもっと丁寧に見たり、授業でも一人ひとりの大福帳をしっかり返信したりできると思っていたのです。

ところが、現実はそうはいかずあっという間に2ヶ月が過ぎ、3月。

精神的な負担

続きを読む

5教科の教員が芸術科の授業を見学すべき理由

f:id:Yacchae:20190226193854p:plain
先日担任しているクラスの芸術の授業を見学し「いやあ、学びが多い!」と実感しました!

限られた授業時間

前提として芸術科は授業時間が少ない。

続きを読む

【書評】『世界のエリートが今一番入りたい大学ミネルバ』を読もう!ー教育界への示唆に読む挑戦の書!ー

f:id:Yacchae:20190219185046p:plain

高等教育の再創造」を本気で志す壮大な試みです。ビジネス書としてもオススメ。

宣伝色の強い装丁にやられて積読本の中から読むのを敬遠していた1冊、早く読まなかったことを後悔しました。

続きを読む

【書評】オープニングマインド 子どもの心を開く授業ー単なる言葉選びではない教員必読の書!ー

教員必読、ってあまり使いたくないのだけど、使ってしまうくらいには読んでほしい本。おなじみの吉田新一郎先生訳本です。

他の訳本同様、一見「ハウツー本」に見えたのだけど、読了後は背景にある「骨太な信念・モデル」を実感できます。

続きを読む

「協働的な学び」のために教員が押さえるべきポイントー私の授業「反省」記録ー

f:id:Yacchae:20190206231405p:plain

年度末のチームプロジェクト(PJ)を生徒たちが進めています。

個人PJではないので、協働的な学びを実現できるかがカギになります。そこで、教員が何に時間と体力を裂かれるか、という話。

どちらかというと私個人の授業反省に近い記事。

続きを読む