やっちゃえ先生ブログ

教員の、教員による、教育のための探究記。 大胆かつ繊細に、実のある記事を。 民間企業→私立中高一貫校→私立高校(今ココ)。

Padletを授業で使ってみよう!〜探究学習の可能性を切り開くICT〜

ここ数日、秋の大きなプロジェクトである探究学習のデザインをぐるぐると考え練り直しています。 そこで過去記事を眺めていたら、Padletを紹介したくなったのでまとめておきます。

やり過ごせるディスカッションをさせてしまった!〜授業のふりかえり〜

やり過ごせるアクティブラーニング 今学期もディスカッションをしています。 が、なんとなく“冷めた大人のディスカッション”を見ている気持ちになることがある。

自信を持ってオススメする哲学本12冊 〜初心者でも読める最高の入門・解説書はこれだ!〜

西洋哲学が面白い。いや、哲学は面白い。「倫理」の授業で主に扱っている内容でもあり、哲学者の考えに触れるたびに新しい発見があります。 学べば学ぶほど哲学者が

文化祭の準備でプロジェクト型学習の必要性を実感する 〜行事と教科をこえるカリキュラムマネジメント〜

今日は自分のクラスで文化祭に向けた準備を進める時間を取りました。 教室全体でガヤガヤと生徒たちが動き出す中、全体を見ていて痛感することが。 プロジェクトの「土台」がない 学校祭・文化祭でのクラスの出し物は、クラスにおける1つのプロジェクトです。…

質の高いフィードバックをいかに実現するか?〜参照すべき本・実践を教えてください〜

生徒とやりとりしているか…? 1学期は教員ー生徒間の「振り返り」の機会がなかなか担保できませんでした。 ※私の授業ではGoogle Classroomでオンライン大福帳を使っています。40人の授業を複数クラス持っている中でたどり着いた、できる範囲での最善策だと思…

カリキュラム・マネジメントの第一歩はここから手をつけるしかないと思えた話。

2学期からのエンジンをかける直前でしたが、教員同士で自分たちの学校のカリキュラムの課題を考えるワークショップが行われました。 いわゆる、カリキュラム・マネジメントの話です。 ※カリキュラムマネジメントについては、今年3月に開催されたこちらのイベ…

なぜ都市部の学校で外部アセスメント教材が広まらないのか?〜非認知能力を見える化するインセンティブ〜

経済の授業づくりを考えていて、「インセンティブ」という言葉をどう授業で組み込もうか考えていた時にいろいろと昨日の続きで思ったことを。 www.yacchaesensei.com 生徒の成長を経験則で語らないために、(外部)アセスメント教材を活用して学校の教育力を見…

進路指導 、どこまでデータ化されている?〜経験則と合格実績で生徒の成長を語らない学校づくり〜

夏の終わりに校内で進路研究会でした。 まずこの研究会は自主的に開催しているものです。企画してくださる先輩方に本当に感謝。恵まれている環境です。 そういう研究会をやろう!と思えるのも、

なぜ私たちは吉田輝星(金足農業)に惹かれるのか?〜第100回甲子園・平成最後の「怪物」の8つのスゴさ〜

甲子園球児の夏も最後の大一番。 夏休みの生徒・教員も、そろそろ学校始まる…と思い始めているこの頃。読書に授業準備に研究会に出張にといろいろある中で、金足農業の彼から目が離せません。 彼を知ったのは2回戦の大垣日大戦〜なのですが(汗)、初めて観…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』⑦〜教員必見!あなた1人をどう評価する?〜

今日は、第8章「価値を認める・評価する」の書評です。ついに最終章。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章「ワークショップの準備」〜素晴らしい教師に必要な条件とは? 第…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』⑥〜1人ひとりの学びを支える働きかけ〜

今日は、第6章「一人ひとりの書き手を教える」と第7章「一人ひとりの読み手を教える」の2章分の書評です。味わいたかったので1章ずつ書いてきましたが、 この2章はアトウェルの授業の真髄と言ってもいい、「生徒一人ひとりとの関わりをどう担保するか?」を…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』⑤〜読むことをどう鍛える?〜

今日は、第5章「読み手を育てるミニ・レッスン」の書評です。旅行に読書にいろいろと外に出ていたら書評の間隔があいてしまいました。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』④〜ミニ・レッスン、効果あり。〜

今日は、第4章「書き手を育てるミニ・レッスン」の書評です。多少第5章の「読み手を育てるミニ・レッスン」の内容も入ります。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章「ワーク…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』③〜これぞ、学びの個別化!〜

今日は第3章「ワークショップ開始」です。具体的な授業実践に入っていきますが、色々と個人的に考えることが多かった第3章。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章「ワークシ…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』②〜素晴らしい教師に必要な条件とは?〜

昨日の第1章書評に引き続き、今日は第2章「ワークショップの準備」です。 いきなりですが、「素晴らしい教師に必要な条件」とは何でしょうか…? 素晴らしい教師に必要な条件とは? 「 」とは? 「宿題でやってきて」 と思っていたら、訳者コラム! ハードへ…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』①〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ?〜

訳者注がめちゃめちゃ丁寧… 社会科の悩ましさと吹っ切れ感の同居 一方で、 「譲り渡す」こと 先達に学ぼう① 先達に学ぼう② 先達に学ぼう③ おわりに お待ちかねの一冊、わくわく読み進めています! 第1章を読んだだけですが、『イン・ザ・ミドル』は第3版であ…

この夏に読みたい「教育」を考えるオススメ本10選!〜保存版〜

ようやく、どの学校にも夏休みが訪れたと思います。教員にとっては一年で最も鋭気を養い、中長期的なことを考えられる期間。読書をしない手はありません。 学習指導要領改訂のタイミングも重なり、学校にいる人間としては教育界が少しずつ動いていこうとする…

生徒と向きあう時間の大切さを痛感し、AO入試の志望理由書に思うこと

ようやく1学期に終わりを告げられる気配がして来ました。 まだ面談に部活に諸々あるけれど、とりあえず目先のことに終わりが見えて来たことが何より安心。そしてもう一つ嬉しいこと。

レポート課題のジレンマ&岩瀬先生のひとこと〜教師の専門性を高める最も基本的なこと〜

6月はずっとゆとりがなかった。夏休みの私的な予定もきちんと立てきれないくらいバタついていたし、生徒との時間もせかせかしていた。 残業時間は完全に過労死ラインを超えています。私の頭皮もそろそろ危ない。 なぜこんなに多忙だったか?

W杯日本vsポーランド戦のラストに起こったことをゲーム理論風に解説してみた

W杯グループリーグ最終戦、結果は0-1で日本が敗れましたが、セネガルvsコロンビアが0-1で終わったことで、日本はグループ2位決勝トーナメント進出を決めました。 試合終了後、twitterにゲーム理論じゃね?というコメントがあったのを見て、確かにそうかもし…

教員の働き方を考える〜中学と高校の違いは?専門性・生活指導・給与〜

教育実習生と話していて、中学と高校の免許を取ったけれど違いをどう考えればいいか、という疑問があったので、中高一貫校と高校で働いたことのある身として思うことをまとめておきます。 ※特に今日の記事は批判的にご覧ください。あくまで主観です。 ①教科…

【実践報告】スパイダー討論の意義と振り返り②〜真のアクティブラーニングを実現したい〜

前回の反省も踏まえて、2回目のスパイダー討論を行いました。 なぜスパイダー討論か? 2回目の討論を実施した振り返り! ①「なぜ均等に発言することが重要なのか?」に答えを! ②「どのような問いが議論に値する問いか」の共通了解を! ③「グループでの評価…

評価に占める定期試験の割合を50%以下にしてみようと思う。〜評価したいのはどんな生徒か?〜

休みのない6月。目先のことで生徒も私も手一杯なのですが、某先生を見習って一日の考えたことも含めなるべく更新しておきます(三日坊主)。 期末試験をぼんやりと考えていて 定期試験はどうしても、いわゆる「知識・理解を問うような記号で答えられる問題」…

袴田事件・高裁の再審取り消し判断と私たちの感覚がズレる理由!〜裁判所の考える「再審決定」の条件とは?〜

あまりの驚きに仕事の手が止まってしまった午後でした。 死刑囚として世界一長い拘禁期間(ギネス記録)を経て、再審決定判決を勝ち取った袴田さんの再審への扉がまた閉ざされることになってしまいました。 もくじ 袴田事件とは 2014年・再審開始決定のカギは …

【実践報告】スパイダー討論の授業!課題と可能性〜ルーブリックの作り方と探究への誘い〜

スパイダー討論の授業実践を振り返って感じた課題を中心にまとめます。 話の前提となっているのはこちらの記事です。 www.yacchaesensei.com

【書評】『最高の授業 スパイダー討論が教室を変える』がスゴイ。安定の吉田新一郎訳本!

教育者必読の1冊がまた誕生しましたね… 吉田先生の訳本は理論に裏打ちされた優れた実践を日本の現場につないでくれます。 実際にこの本を読んで授業に取り入れてみたところ、圧倒的な可能性を感じてしまったので、実践報告記事も書きたいと思います。 間違…

広尾学園のすごいところを教員目線で解説する〜オンラインで定期試験を実施してもいいですか?〜

試験を校内ノートpcでgoogle form上で受験させるのにも会議で承認が必要。(ネットワークトラブルのための紙媒体も配布し、試験問題以外のタブは開かない設定+監督の目視あり)学校だよなあ、まさに。未来の公益のために審議にかけるけど、"ご批判"の矢面に立…

教育実習生に雑用をさせる学校は控えめに言って終わっている

ようやく怒涛の面談・保護者会・試験・部活引率の波を乗り越えたでしょうか。 昨年度は2ヶ月にひと波どばーんと来ていたのが、今年度になってから月1ですね。 そんな波を越えようとしている最中、流石に憤慨せざるを得ないメールが回っています。実習生受け…

授業準備が終わらない!教員の悩みとどう向き合う?〜「1学期分は終わらせておく」の真意〜

授業準備が終わらない!! …祝日のないGW明け〜7月頭に教員が直面する悩みの1つではないでしょうか。 かく言う私も「終わった!」と100%の気持ちで授業に臨めることは多くありません。 ただ、授業準備の考え方については、先輩方に教わってきたこと・取り組ん…

二者面談を続けていると社会人経験が生きてくる?〜民間経験者が教員になるメリット〜

GW明けの二者面談を継続しています。 高校生の面談をしていると、当然進路やキャリアの話につながってきます。 海外で働きたい、という生徒 その時に生きるのは自分が民間企業で感じていたこと。 転勤も経験したし、海外出張もあったけれど、感じていたのは…