やっちゃえ先生ブログ

教員の、教員による、教育のための探究記。 大胆かつ繊細に、実のある記事を。 民間企業→私立中高一貫校→私立高校(今ココ)。

授業/学び

50分授業をどうデザインする?ー大福帳をベースにした10-30-10モデルー

授業をどうデザインするか?という問い。 単元や状況によって異なる部分は当然あるものの、最近の授業でますます思っていること、迷っていることがあるので、共有させてください。 大福帳の理想と現実 現在は希望する一部の生徒を除いて、紙ではなくGoogle C…

授業の終わりにオンラインクイズ・小テスト!ー今さら導入する意味は?やり方は?ー

秋から特にオンラインクイズ(授業後の小テスト)の頻度を増やしています。 その効果や方法、実践の記録をオススメ本と一緒にまとめます。 小テストそのものは目新しくはないけれど、なぜ効果があると言えるのでしょうか?

「推薦状」という教員の隠れた重い仕事 〜学校として仕組みを整えたい〜

今日は日曜日ですが台風の影響もあって推薦状をバシバシ書いた1日でした。それでもなかなか終わらないんだよなあ。 学校としてこういう仕組みにしている、という事例を検索して「仕組み」づくりの肥やしにしたいのだけど、それができるのってBHSOくらいです…

【リレー記事】ALPを使ったブログでの授業振り返り①!〜続いてくれる先生を募集します!〜

www.s-locarno.com ロカルノさんが提案してくださった「ALPを使った授業振り返り@ブログ」をやって見たいと思います!半年前に話していたことを始めてみます。でもその前に確認を。 ALPって、なに?

Padletを授業で使ってみよう!〜探究学習の可能性を切り開くICT〜

ここ数日、秋の大きなプロジェクトである探究学習のデザインをぐるぐると考え練り直しています。 そこで過去記事を眺めていたら、Padletを紹介したくなったのでまとめておきます。

やり過ごせるディスカッションをさせてしまった!〜授業のふりかえり〜

やり過ごせるアクティブラーニング 今学期もディスカッションをしています。 が、なんとなく“冷めた大人のディスカッション”を見ている気持ちになることがある。

自信を持ってオススメする哲学本12冊 〜初心者でも読める最高の入門・解説書はこれだ!〜

西洋哲学が面白い。いや、哲学は面白い。「倫理」の授業で主に扱っている内容でもあり、哲学者の考えに触れるたびに新しい発見があります。 学べば学ぶほど哲学者が

文化祭の準備でプロジェクト型学習の必要性を実感する 〜行事と教科をこえるカリキュラムマネジメント〜

今日は自分のクラスで文化祭に向けた準備を進める時間を取りました。 教室全体でガヤガヤと生徒たちが動き出す中、全体を見ていて痛感することが。 プロジェクトの「土台」がない 学校祭・文化祭でのクラスの出し物は、クラスにおける1つのプロジェクトです。…

質の高いフィードバックをいかに実現するか?〜参照すべき本・実践を教えてください〜

生徒とやりとりしているか…? 1学期は教員ー生徒間の「振り返り」の機会がなかなか担保できませんでした。 ※私の授業ではGoogle Classroomでオンライン大福帳を使っています。40人の授業を複数クラス持っている中でたどり着いた、できる範囲での最善策だと思…

カリキュラム・マネジメントの第一歩はここから手をつけるしかないと思えた話。

2学期からのエンジンをかける直前でしたが、教員同士で自分たちの学校のカリキュラムの課題を考えるワークショップが行われました。 いわゆる、カリキュラム・マネジメントの話です。 ※カリキュラムマネジメントについては、今年3月に開催されたこちらのイベ…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』⑦〜教員必見!あなた1人をどう評価する?〜

今日は、第8章「価値を認める・評価する」の書評です。ついに最終章。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章「ワークショップの準備」〜素晴らしい教師に必要な条件とは? 第…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』⑥〜1人ひとりの学びを支える働きかけ〜

今日は、第6章「一人ひとりの書き手を教える」と第7章「一人ひとりの読み手を教える」の2章分の書評です。味わいたかったので1章ずつ書いてきましたが、 この2章はアトウェルの授業の真髄と言ってもいい、「生徒一人ひとりとの関わりをどう担保するか?」を…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』⑤〜読むことをどう鍛える?〜

今日は、第5章「読み手を育てるミニ・レッスン」の書評です。旅行に読書にいろいろと外に出ていたら書評の間隔があいてしまいました。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』④〜ミニ・レッスン、効果あり。〜

今日は、第4章「書き手を育てるミニ・レッスン」の書評です。多少第5章の「読み手を育てるミニ・レッスン」の内容も入ります。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章「ワーク…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』③〜これぞ、学びの個別化!〜

今日は第3章「ワークショップ開始」です。具体的な授業実践に入っていきますが、色々と個人的に考えることが多かった第3章。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章「ワークシ…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』②〜素晴らしい教師に必要な条件とは?〜

昨日の第1章書評に引き続き、今日は第2章「ワークショップの準備」です。 いきなりですが、「素晴らしい教師に必要な条件」とは何でしょうか…? 素晴らしい教師に必要な条件とは? 「 」とは? 「宿題でやってきて」 と思っていたら、訳者コラム! ハードへ…

【書評】『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』①〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ?〜

訳者注がめちゃめちゃ丁寧… 社会科の悩ましさと吹っ切れ感の同居 一方で、 「譲り渡す」こと 先達に学ぼう① 先達に学ぼう② 先達に学ぼう③ おわりに お待ちかねの一冊、わくわく読み進めています! 第1章を読んだだけですが、『イン・ザ・ミドル』は第3版であ…

この夏に読みたい「教育」を考えるオススメ本10選!〜保存版〜

ようやく、どの学校にも夏休みが訪れたと思います。教員にとっては一年で最も鋭気を養い、中長期的なことを考えられる期間。読書をしない手はありません。 学習指導要領改訂のタイミングも重なり、学校にいる人間としては教育界が少しずつ動いていこうとする…

レポート課題のジレンマ&岩瀬先生のひとこと〜教師の専門性を高める最も基本的なこと〜

6月はずっとゆとりがなかった。夏休みの私的な予定もきちんと立てきれないくらいバタついていたし、生徒との時間もせかせかしていた。 残業時間は完全に過労死ラインを超えています。私の頭皮もそろそろ危ない。 なぜこんなに多忙だったか?

W杯日本vsポーランド戦のラストに起こったことをゲーム理論風に解説してみた

W杯グループリーグ最終戦、結果は0-1で日本が敗れましたが、セネガルvsコロンビアが0-1で終わったことで、日本はグループ2位決勝トーナメント進出を決めました。 試合終了後、twitterにゲーム理論じゃね?というコメントがあったのを見て、確かにそうかもし…

【実践報告】スパイダー討論の意義と振り返り②〜真のアクティブラーニングを実現したい〜

前回の反省も踏まえて、2回目のスパイダー討論を行いました。 なぜスパイダー討論か? 2回目の討論を実施した振り返り! ①「なぜ均等に発言することが重要なのか?」に答えを! ②「どのような問いが議論に値する問いか」の共通了解を! ③「グループでの評価…

評価に占める定期試験の割合を50%以下にしてみようと思う。〜評価したいのはどんな生徒か?〜

休みのない6月。目先のことで生徒も私も手一杯なのですが、某先生を見習って一日の考えたことも含めなるべく更新しておきます(三日坊主)。 期末試験をぼんやりと考えていて 定期試験はどうしても、いわゆる「知識・理解を問うような記号で答えられる問題」…

袴田事件・高裁の再審取り消し判断と私たちの感覚がズレる理由!〜裁判所の考える「再審決定」の条件とは?〜

あまりの驚きに仕事の手が止まってしまった午後でした。 死刑囚として世界一長い拘禁期間(ギネス記録)を経て、再審決定判決を勝ち取った袴田さんの再審への扉がまた閉ざされることになってしまいました。 もくじ 袴田事件とは 2014年・再審開始決定のカギは …

【実践報告】スパイダー討論の授業!課題と可能性〜ルーブリックの作り方と探究への誘い〜

スパイダー討論の授業実践を振り返って感じた課題を中心にまとめます。 話の前提となっているのはこちらの記事です。 www.yacchaesensei.com

【書評】『最高の授業 スパイダー討論が教室を変える』がスゴイ。安定の吉田新一郎訳本!

教育者必読の1冊がまた誕生しましたね… 吉田先生の訳本は理論に裏打ちされた優れた実践を日本の現場につないでくれます。 実際にこの本を読んで授業に取り入れてみたところ、圧倒的な可能性を感じてしまったので、実践報告記事も書きたいと思います。 間違…

広尾学園のすごいところを教員目線で解説する〜オンラインで定期試験を実施してもいいですか?〜

試験を校内ノートpcでgoogle form上で受験させるのにも会議で承認が必要。(ネットワークトラブルのための紙媒体も配布し、試験問題以外のタブは開かない設定+監督の目視あり)学校だよなあ、まさに。未来の公益のために審議にかけるけど、"ご批判"の矢面に立…

教育実習生に雑用をさせる学校は控えめに言って終わっている

ようやく怒涛の面談・保護者会・試験・部活引率の波を乗り越えたでしょうか。 昨年度は2ヶ月にひと波どばーんと来ていたのが、今年度になってから月1ですね。 そんな波を越えようとしている最中、流石に憤慨せざるを得ないメールが回っています。実習生受け…

授業準備が終わらない!教員の悩みとどう向き合う?〜「1学期分は終わらせておく」の真意〜

授業準備が終わらない!! …祝日のないGW明け〜7月頭に教員が直面する悩みの1つではないでしょうか。 かく言う私も「終わった!」と100%の気持ちで授業に臨めることは多くありません。 ただ、授業準備の考え方については、先輩方に教わってきたこと・取り組ん…

探究学習の限界に直面しているワタシの今後の授業構想メモ〜学びの「社会化」を実現する!!〜

明日から社会復帰、なのですが、このGWはゆっくりと今後の授業構想を練ることもできました。そこで思ったことを備忘録としてまとめておきます。 もくじ 探究型学習の実践をふりかえると 探究っぽい学習でいいのか…? じゃあ、ここから今年度はどうするか? …

クラスがうるさくてどうしようもない、ワタシの4月ふりかえり記録!

ようやく4月の怒涛の日々が終わりに近づきつつあります… この1ヶ月、担任業務が始まって思っていることをまとめます。 アイキャッチ画像の編集とか、もくじとかの体裁を整えることで記事を書くハードルを勝手にあげているここ数日だったので、今日はつらつら…