やっちゃえ先生ブログ

教員の、教員による、教育のための探究記。 大胆かつ繊細に、実のある記事を。 民間企業→私立中高一貫校→私立高校(今ココ)。

教育

広尾学園のすごいところを教員目線で解説する〜オンラインで定期試験を実施してもいいですか?〜

試験を校内ノートpcでgoogle form上で受験させるのにも会議で承認が必要。(ネットワークトラブルのための紙媒体も配布し、試験問題以外のタブは開かない設定+監督の目視あり)学校だよなあ、まさに。未来の公益のために審議にかけるけど、"ご批判"の矢面に立…

教育実習生に雑用をさせる学校は控えめに言って終わっている

ようやく怒涛の面談・保護者会・試験・部活引率の波を乗り越えたでしょうか。 昨年度は2ヶ月にひと波どばーんと来ていたのが、今年度になってから月1ですね。 そんな波を越えようとしている最中、流石に憤慨せざるを得ないメールが回っています。実習生受け…

授業準備が終わらない!教員の悩みとどう向き合う?〜「1学期分は終わらせておく」の真意〜

授業準備が終わらない!! …祝日のないGW明け〜7月頭に教員が直面する悩みの1つではないでしょうか。 かく言う私も「終わった!」と100%の気持ちで授業に臨めることは多くありません。 ただ、授業準備の考え方については、先輩方に教わってきたこと・取り組ん…

二者面談を続けていると社会人経験が生きてくる?〜民間経験者が教員になるメリット〜

GW明けの二者面談を継続しています。 高校生の面談をしていると、当然進路やキャリアの話につながってきます。 海外で働きたい、という生徒 その時に生きるのは自分が民間企業で感じていたこと。 転勤も経験したし、海外出張もあったけれど、感じていたのは…

担任がGW明けに年度初の二者面談を行うべき理由とは?〜面談にはふせんを使う?〜

今日から生徒も私も社会復帰。GW明けにいきなり面談をしています。 なぜこの時期に面談を入れているか? 端的に言えばコレです。

探究学習の限界に直面しているワタシの今後の授業構想メモ〜学びの「社会化」を実現する!!〜

明日から社会復帰、なのですが、このGWはゆっくりと今後の授業構想を練ることもできました。そこで思ったことを備忘録としてまとめておきます。 もくじ 探究型学習の実践をふりかえると 探究っぽい学習でいいのか…? じゃあ、ここから今年度はどうするか? …

クラスがうるさくてどうしようもない、ワタシの4月ふりかえり記録!

ようやく4月の怒涛の日々が終わりに近づきつつあります… この1ヶ月、担任業務が始まって思っていることをまとめます。 アイキャッチ画像の編集とか、もくじとかの体裁を整えることで記事を書くハードルを勝手にあげているここ数日だったので、今日はつらつら…

Google Classroomを活用した授業実践!〜スマホで生徒の学びをキロクする!大福帳×ポートフォリオ【画像あり】〜

新年度の授業も一回りし、生徒も教員も少しペースをつかんできたところで! 今年度も実践している「Google Classroomを使った大福帳」の授業実践についてまとめておきます。※実際に使っているページのスクリーンショットも掲載しています。 大福帳を実施しな…

年度始めの怒涛の1週間をどう乗り切る?〜教員が何よりもまずすべきこと!?〜

怒涛の年度始めでした。ちょっと想定の仕事量を超えていたので全くブログを書くこともできず、ただただ自転車操業… 3月に読みたい本を読みまくっていたツケ、と言ったらいけないけれど、ここまでその日暮らしになるとは思わず。そんな日々から学んだことを抽…

授業びらきで大切なこととは?〜自己紹介で終わらせない有効な初回ガイダンス〜

学級びらきや授業びらきの時期です。 色々とばたつくところですが、何事も最初が肝心。 今日は授業びらきについてまとめておきます。 もくじ 授業びらきで最も重要なことは? ①なぜこの科目を学ぶのか(学習目的) ②なぜこのやり方で学ぶのか(学習方法) ③…

【書評】溝上先生の『高大接続の本質』を読んで新年度の仕事に取り掛かろう!

10年間にわたる追跡調査の中間報告をまとめた1冊。 高校2年生から大学1年生の3年間を追跡調査してここまでで分かったことの総まとめです。 もくじ 高2の資質・能力が大学生になっても… 「いや、高3の受験で生徒は成長しますから大丈夫です」 文武両道…

教員はどのように自分の仕事の評価を獲得するか?〜強い教員集団とは?【多賀一郎×苫野一徳】コラボイベント感想②〜

こちらの記事の続編を書こうと思っていたら時が経ってしまいました。 www.yacchaesensei.com 記事末尾で、 この辺りの言葉をとっかかりに、続編記事をまた書きたいと思います! ・信頼する=覚悟、腹を決めるしかない ・教員がとにかくお互いを知ることが「…

【書評】『教育の効果‐メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化』ジョン・ハッティ~「教育=場の価値の最大化」?~

教育の効果をエビデンスで語ろう。 そんな21世紀の教育改革を、強烈に後押しする1冊です。 もくじ 教育=介入がどれだけの効果を持つか? 読みたいように読んでしまわないように 学力に「負」の効果をもたらすもの… 宿題の効果は? 自分に最も欠けているもの…

【資料あり】アクティブラーナーズサミット2018!〜3年間の研究調査の集大成〜

アクティブラーナーズサミット2018に参加してきました! ※画像はこちらより転載。イベント概要も書いてあります。 「高等学校における参加型学習に関する実態調査2017」の分析結果を報告するほか、教育員会の指導主事、教育センターの研修のご担当者、これか…

【書評】『アクティブラーニング型授業の基本形と生徒の身体性』は超オススメ!〜これが1000円でいいのか!?〜

本当に溝上先生と東信堂さんには感謝である。 タイトルが難しそうな印象を与えるが、現場の教員であればこの1冊は必携だ。 アクティブラーニング型授業の基本形と生徒の身体性 (学びと成長の講話シリーズ) 作者: 溝上慎一 出版社/メーカー: 東信堂 発売日: …

卒業シーズン!くり返し読みたい珠玉のメッセージ!~渡辺憲司先生と3.11~

もくじ 3月、必ず思い出すメッセージ 「時間を自分が管理できる煌めきの時」 新しい世界へ踏み出すあなたに贈る言葉 渡辺先生の「いま」 3月、必ず思い出すメッセージ 卒業シーズン。「卒業」と聞くと私にはこのメッセージが思い出されます。

【多賀一郎×苫野一徳】コラボイベント感想①〜問い続ける教師と20代の力量形成〜

昨日行われた多賀先生・苫野先生のトークイベントに参加してきました! 今、最も注目されている教育哲学者、熊本大学の苫野一徳と教師教育や保護者教育などを掘り下げて実践している多賀一郎とで、これからの学校の在り方や教師がどのようにリフレクションし…

授業アンケート結果の分析レポート①~Google×スマホで学校でも簡単実施!〜

年度内の授業も終了。ということで年度末アンケートを行いました。 私の授業自体はもうGoogleがないと成り立たないほど愛用させてもらっています。 この方法は個人的に定着していきそう&手軽で他の先生方もオススメされているので、アンケートの方法、結果…

【映画】グレイテスト・ショーマンが映し出していないもの?〜ネタバレなし・偏見あり〜

3月は期末試験、一気に年度末の実感が押し寄せます。採点祭が始まる前に、観たかった映画を見てきました。 今日の記事は、いつも以上に自分の視点をさらけ出しているので非常に恥ずかしい。 もくじ グレイテスト・ショーマンが無意識に行う線引き 功利主義…

【書評】必読の書!新井紀子『AI VS. 教科書が読めない子どもたち』~どんな力を育てるか?の指針~

1500円+税で読めるのは本当にありがたい。 東ロボくん(東大合格ロボ)の研究者である新井紀子先生の研究や講演会の内容がぎっしり詰まった超良書です。帯が若干あおり気味ですが、本当に本当にいい本! もくじ AI関連本の原点!! 試験で何を問う? 人間がAI…

公共科の新設!高校学習指導要領の改定案ポイントまとめ〜公民で「道徳」を教える?〜

先週、学習指導要領の改訂案が示されましたね。 4年後の新カリキュラム策定に向けて、校内でも動き始めています。 ざっと読んだ時にメモしていたことを、3点まとめ直したいと思います。 その上で、ちょっと面白そうな企画が始まっているのでその話も。 も…

なぜ日本の学校教育は社会科学を軽視するのか?〜「公共科」新設の前に考えたいこと〜

社会科教員として、また現在は特に公民科を担当している人間としては、毎日直面している問題です。 日本の学校教育における社会科学、ひいては社会科はなぜ軽視されるのか? その軽視を世に知らしめた?ニュースを最初におさらいしておきます。

センター試験2018政経の問題を好きなとこだけ分析してみた~明暗を分けたのは第二問?~

センター試験2018。直後に倫理の分析記事を書いてから、「あんまり需要ないよなあ…」と思い、書いていなかった政経の分析記事です。

【書評】『学習する学校』⑤社会課題と”出会う”ことはいかにして可能か?~第13-16章:地方の公教育が示唆する可能性~

読了。達成感と解放感がすごいです。笑 正直、後半はかなりペースダウンしました。それはきっと

カルビー松本晃会長が語る「ひと」の育て方~学校教育で育てたい力とは?~

今日は出張でこちらのシンポジウムに参加してきました。 平日に出張で出かけて、実りが少なかったらどうしよう、と思っていましたが、そんな心配は杞憂に終わりました。 www.nikkei.com 登壇者も、豪華な顔ぶれでした!

【書評】『学習する学校』④正直に感想を言おう。~第8-12章:本気で学校を変えたいなら…?~

21世紀の「教育改革のバイブル」、後半を読み進めています。 今まで書いた書評記事も、章立てに合わせて貼っておきます。

【書評】『未来のイノベーターはどう育つのか』~創造性を育てるためには?オススメしたいもう1冊も合わせて~

大雪で業務も強制終了のため、記事を書く時間ができました。 あの大著学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する www.yacchaesensei.com を読んでいる途中に、寄り道をしてしまった本。 寄り道してしまった理由は、

【書評】『学習する学校』③まず教室で何ができる!?~第3~7章:選りすぐりの実践がズラリ~

通常業務が始まり、完全にペースが落ちながらも、”21世紀の教育改革のバイブル”『学習する学校』第1部 教室を読了しました。 学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する 作者: ピーター M センゲ,ネルダキャンブロン=マッケイブ,ティモシ…

センター試験2018倫理の問題を好きなとこだけ分析してみた~倫理政経は驚くほど○○!~

2018年、センター試験の倫理・政経・倫理政経について解いてみました。 この記事では、①倫理政経、②倫理の解説・分析を載せておきます。 ※政経は別記事を書きます!現代社会はざっとみただけなので、割愛させて頂きます。 まず、①の倫理政経ですが、これは驚…

【書評】『学習する学校』②教育を変える5つのメソッドとは?~第2章:100年の研究が教える方法~

年度の最後の学期が始まり、のんびり書評記事を書いている時間もなくなってきたのですが、やっぱりこの本については書いておきたい。