やっちゃえ先生探究記

よりよい教育のために。民間企業→私立中高一貫校→私立高校。社会科・地歴公民科。

【書評】オープニングマインド 子どもの心を開く授業ー単なる言葉選びではない教員必読の書!ー

教員必読、ってあまり使いたくないのだけど、使ってしまうくらいには読んでほしい本。おなじみの吉田新一郎先生訳本です。

他の訳本同様、一見「ハウツー本」に見えたのだけど、読了後は背景にある「骨太な信念・モデル」を実感できます。

続きを読む

【書評】一人ひとりをいかす評価 学び方・教え方を問い直すー学校・企業で必要な「隣に座る」評価とは?ー

一人ひとりをいかす評価: 学び方・教え方を問い直す

教員になる前の企業勤務にも感じていたことを少しだけ。

「一人ひとりを生かす」のではなく、「昇進・昇給のための序列化」のための評価であることに、モヤモヤとしつつも学校の現場に来ました。

企業の人事でも

続きを読む

高校生にオススメしたい新書トップ5!ー学問の面白さ・意義を直球で伝えようー

f:id:Yacchae:20190106214314p:plain

通常営業が始まろうとしている中で、この年末年始で生徒は受験に向けて方向性を固める時期(と担任以上に生徒は意識しているようです)

多くの生徒から

  • 「読解力をつけたい」

  • 「小説は読むんだけど小説以外を読んだ方がいいですよね」

  • 「現代文ってどうしたら伸びるの?」

のような質問を受けて、その生徒にオススメするなら…と一人一人考えつつ(大事)、自分が勧めたい新書も明確にあるのでまとめてみます。

続きを読む

冬休みに突入したら教員がすぐに取り組むべきことは?ー学校種を問わずできることー

f:id:Yacchae:20181221195237p:plain

年明けのHRの準備、あるいは授業準備、そのための教材研究、と言いたい気持ちもありますが、それらより先に着手したいのは、この2つ。

続きを読む

M-1グランプリ2018の審査の偏りを疑って実験したら妥当だった話ー経済学が教えてくれるよい決め方とは?ー

f:id:Yacchae:20181204215158p:plain

M-1グランプリ2018、楽しませて頂きました。

ただ、Twitter等を見ていると、審査の偏りに疑問を覚えるコメントがちらほら。こんな分析記事も書かれていました。

www.buzzfeed.com

私も「基準は明確ではないし、確かに偏ってる」と思ったものの、審査員個人を責めたところで水掛け論。結局「好き嫌いの違い」の域を出ることはなさそうです。

M-1のオフィシャルサイトをみても…

“とにかくおもしろい漫才”

「おもしろい」の基準はないのね(笑)

そこで社会科、特に公民科を担当する教員としては、この問題を個人の嗜好の問題ではなく、「どのような審査がよい審査と言えるか?」という仕組み・ルールの視点から眺めてみると面白いよ!ということを感じずにはいられないのです(笑)

続きを読む