やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

9回の中日の攻防に物申す!vsDeNA

baseball

7月に入り、面談や期末試験についても一段落の学校さんが多いでしょうか。私の勤務校も少し落ち着いたかな、と思う間もなく、夏の様々な公務が目白押しなのですが、それはともかくとして!

今日は中日vsDeNA@横浜スタジアムだったのですが、9回の攻防があまりに拙く、物申したくなったので書きます笑 あくまで結果論ですが、あまりに見ていてもったいない采配だったと憤りがかくせません笑

 

同点に追いつかれた5-5の9回表です。相手投手はクローザー山崎康。

先頭のビシエドが甘い真っすぐを右に打ち2塁打(さすが)、ここからです。

 

①代打 野本

ケガのナニータの欠場により昨日から5番には森野が入っていました。

今日森野は2安打3打点の活躍でしたが、終盤に入り退いています。

(これも時期尚早な交代だと思いますが、とりあえず置いておきます)

で、相手は連打が期待しにくい山崎、かつ散々今日は送りバントをしてきた采配なのだから当然ここはバントだろうと思っていましたが、野本。

野本は初球の甘いツーシームを簡単に見逃し、ボールになる低めのツーシームに手を出して追い込まれ、結果的に甘い真ん中外よりのツーシームで空振り三振。

 

まったく謎ですね、序盤なら進塁打でいいから引っ張れ、ゴロをうて、はよくあります。

でも今日は序盤から送りバント多用でした。その証拠に2番直倫は今日3犠打。試合を優位に進めていた序盤でも、この采配です。

今日の中日はこういう戦い方をしますよ、と示すようなスタイルの徹底ぶりでした。

 

なのに!

7、8回と1点ずつとられ追いつかれていやーな空気が流れる9回に、

1点とって逃げ切れる9回に、野本に打たせる理由が正直分かりません。

野本の代打打率は今季.170くらいですよ。調子がいい時期も過ぎています。

外野は前進守備で1ヒットでの1点は厳しい状況でした。なのに強攻策。。

 

ベンチにはこういうときの荒木が残っているではないですか。

確かに荒木は送りバントの失敗もありますが、追い込まれて徹底した右打ちができる選手です。山崎のツーシーム連投にも荒木ならなんとか対応できたのではと思ってしまいますね。私がDeNA側なら、野本代打の強攻策は「ラッキー」と思います笑

 

ちなみにそのDeNAは8回裏の攻撃、先頭梶谷がヒットで出て、1点差を追いかける場面。打者倉本が送るのか・・・?と思った所でバスターエンドランをしかけ見事に高いバウンドで三遊間を割っていきました。この攻めの姿勢に触発されたのでしょうか、谷繁監督???まったく謎の采配です。

確率論、結果論ですが、納得できませんでしたね。

 

②野本・杉山のファーストストライク見送り

チャンスで消極的になるバッターの心理は何でしょうか、よくわかりません。

狙い球が外れたなら分かりますが、山崎相手に狙うとしたら、というか頭に入れるとしたらツーシームでしょう。そのツーシームが初球甘めにきても簡単に見送る。

プロのプレーですからアマチュアの私には理解できないのかもしれませんが、

その後の厳しいゾーンのツーシームに手を出し追い込まれる、というパターンも2人に共通しています。まったくもって、打てる気配なしでしたね。

福田は初球からツーシームに手を出し、結果はピッチャーゴロですが強いあたりを放ちました。チャンスでファーストストライクを積極的に打たない、謎です。手を出して結果的に打ち損じた方がまだいいですね。

 

 

③9回裏、山井

50歩ゆずって、1,2番を抑えているので継投成功だったでしょう。

でも、9回裏二死、打者ロペスの場面です。ロペスが甘い中間球(スライダー・フォークなど)を拾ってスタンドまで持っていくシーンをよく見ていた私は、

「一発狙いのロペスに、中間球が得意な山井・・・ハマスタ・・・」

と思っていたところでした、ほんとうに笑

3球目の真っすぐが外れ、カウントを2-1と悪くして、バッティングカウント。

もうボールでいいから厳しいコースに投げてくれ、と願っていましたが、

杉山のリードはフォークかスライダーだったはずです。甘く入りレフトスタンドへ打った瞬間それとわかる一発。サヨナラホームランでした。

杉山のリードもともかく、山井のコントロールもともかく、使ったベンチにやっぱり疑問符です。

谷繁監督、あれだけ又吉にこだわり続けるなら、ここで外国人に強い又吉だったんじゃないでしょうか、あるいはクローザー田島だったんじゃないでしょうか・・。

次が筒香だから、ワンポイントになる可能性が高いにしても、1発で終わりなのだから、そんなことを言っていて後手後手になってはいけません。特にサヨナラになるビジター側は、攻撃も守りも先手先手が必至です。

 

 

とにかく、見ていて悔いの残る9回の攻防でした。

3連勝する!と意気込んでいた監督でしたが、残念です。

これでまだ2・3位を狙えるのが今年のセリーグですから狙っていきたいですが、

オールスター明けの戦いに不安を残す今日の敗戦でした。。。

 

明日は勝ってハマスタ勝ち越しをきめましょう!

ではまた!