やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

青森ねぶたの家ワ・ラッセは観光客にはありがたい

こんばんは!やっちゃえ先生です!

前々回、青森ねぶた最終日について記事を書きました。そこでも言及したように、青森ねぶたの最終日の夜は花火大会と海上運行のため、夜の街中を練り歩くねぶたの姿が見られませんでした。

yacchaesensei.hatenablog.com

 

ただし、そんな観光客のことを慮ってか?

ねぶたが練り歩く青森駅すぐのところに、ねぶたの展示施設ワ・ラッセがあります!私もここに行けて夜のねぶたの雰囲気を味わえたため、夜の様子を見られなかったけど、まあよかった!という気持ちになりました!

(青森出身の友人曰く「観光客はあれで満足しちゃうのか〜」と言っていましたが、満足しました、はい笑)

 

どんな感じだったかというと、、、これが入口外観です。駅すぐ、かつ見た目も派手なのですぐにわかります!迷いません!で、中でチケットを購入し、入場です!ねぶた当日でしたが、並ぶこともありませんでした!

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入ってすぐ、自分でねぶたの顔面を書いてみる、というゲームがあり子供たちが食いついていました。そういう工夫は家族連れでもありがたいですよね。

また、中で運良くお囃子の実演に立ち会うことができ、昼の運行のイメージもできました!

 

そして!

 

目の前に現れた巨大なねぶたたち!実は昼の運行前にこちらに先に立ち寄ったので、より圧倒されました!かっこいい!!!

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他にも!こんなにアップで見られる上に写真が撮れちゃいます!

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この迫力!(私の語彙力のなさが露呈しています笑)

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ちなみに、ワ・ラッセ全体を見るのに要した時間は約1時間でした。1時間あれば一通りざっと見ることはできると思います!

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で、さらにありがたいのが、展示されているねぶたについての解説があることですね。これを読むのがまた楽しかったです。より理解できた気がします!

こんな感じ(写真が下手ですみません)

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絵師さん一人ひとりの紹介や、歴代作品の紹介もあり、充実です!

私は北方謙三バージョンの水滸伝が大好きでいつかこのブログでも紹介したいと思っているのですが、その水滸伝にまつわるねぶたもいくつか過去の写真があり、感動しました〜!

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もちろん、ねぶた祭りの歴史についても展示があり、勉強になります。意外にも、ルーツや語源が諸説ある、というのが驚きでしたね!

ねぶたとねぷたの違いは、「眠い(ねぶい)」か「眠い(ねぷい)」の違いに端を発する説とか、意外!と思いました。

 

最後にその展示の中で私が一番好きだなあ、と思ったのがこちらです。

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真ん中の一八四三年の、禁止令が出ているのに全町より出陣した結果、名主全員が謹慎処分になっている、は思わず笑ってしまいましたが、今のねぶた祭にも通ずる、「やってやろうぜ!」という息吹が伝わってくるようで、お気に入りです!!

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今年のねぶた祭りは終わってしまいましたが、もう来年に向けた動きは始まっているとのこと!絵師さんはすぐに来年の構想を練り始めるそうです。また行きたいと本当に思ったねぶた祭でした!

 

あ〜至福の夏休みが終わってしまいますね・・・夏休みを待ちこがれ、その終わりを悲しむのは生徒も教員も同じです!笑

ではまた!