やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

名将・真田昌幸の心揺さぶる名言で打線組んだ 〜真田丸より〜【2017.5追記あり】

『真田丸』 相変わらず夢中で観ているのですが、先週の放送と今日の再放送は、名将・真田昌幸が亡くなるというひとつの区切りでしたね。

Twitterでは昌幸の死を悲しむ「昌幸ロス」なる現象が起こっているとか。

 NHKの真田丸HPでも、こんなページが設けられ、その死を惜しんでいます。

このページは個人的には永久保存。笑

【↑2017.5.3 追記】

もうNHKでのリンクが切れてしまったようです…なんで残してくれないの…

記事全体のリライト・画像掲載・インタビューリンク貼り直しました。


で、ここにも載っていない名言がある!!と思い、今日の記事に至った訳ですが、ちょっとその前に。

実は、草刈正雄さんは1985年に『真田太平記』に真田信繁(幸村)役で出演されています。その時の1枚がこちら。

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かっこよすぎる!!!!

もちろん今の渋い草刈さんも好きですが、30年前のこのかっこよさ…こうなりたい。笑

ちなみにそのときの真田昌幸役は、故 丹波哲郎さん

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これまたかっこいい

『真田丸』の真田昌幸にも、何度も「丹波さんが降りてきた」と草刈さんは語っています。確かにイメージ、重なりますし、男気を感じます。 

では本題、の打線にまいります!!

真田昌幸の心揺さぶる名言打線!

1(中)わしは決めたぁっ!

2(遊)謝るふりをして、嚙みつけ。喧嘩に卑怯も何もあるか。勝ったもん勝ちよ。

3(一)大博打の始まりじゃあっ!

4(捕)心得は一つ。軍勢を一つの塊と思うな。一人一人が生きておる。一人一人が思いを持っておる。それを、ゆめゆめ忘れるな。

5(右)北条が何じゃ!上杉が何じゃ!大名などいらん!我らだけの国を作るのじゃ。

6(三)死にたければ死ね。されど、生きていればまだまだ楽しいものが見られますぞ。

7(左)幼い頃より、わしの前にはいつもお主がいた。でもわしは、人として、武士として、お主に劣ったと思ったことは1度もない。ただの1度も。

8(二)源三郎、源次郎、わしはどこで間違った…?

9(投)ではおのおの‥ぬかりなく。

監督 朝令暮改で何が悪い?より良い案が浮かんだのに己の体面のために、前の案に固執するとは、愚か者のすることじゃ! 

1行解説。1行だけ言わせて下さい。笑

1(中)わしは決めたぁっ!

私が大好きなこのセリフ。第二回だったでしょうか。これが伏線になって、第35話の犬伏の別れのシーン、信幸の絶叫につながるんですよね!1行解説じゃない…

これが35話の信幸!

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地味だけど堅実に仕事をし、様々な厄介ごとも引き受けてきたのに、派手な仕事は弟や父が手柄をもっていってしまう長男。これまで周りに振り回され続けてきた優しくて堅実な長男の絶叫はしびれました。大泉さんの演技もよかった!

よかったら、長男・信幸の詳細はこちらの記事をご覧ください。

yacchaesensei.hatenablog.com

2(遊)謝るふりをして、嚙みつけ。喧嘩に卑怯も何もあるか。勝ったもん勝ちよ。

死ぬ直前に、「罪人の息子」といじめられた孫に諭したことば。

「次何か言われたら、こうせよ。手をついて頭を下げ…」と言ったので、

「え?」と思ったら、こういうことでした。笑 さすが昌幸。

https://pbs.twimg.com/media/CzzJszIVIAA8tXl.jpg

3(一)大博打の始まりじゃあっ!

大ばくちをここまで楽しんだ武将もいなかったんじゃないでしょうか。豊臣秀次もこんなメンタリティだったらなあ…。

https://pbs.twimg.com/media/C05Vl_HUQAEPloo.jpg

 4(捕)心得は一つ。軍勢を一つの塊と思うな。一人一人が生きておる。一人一人が思いを持っておる。それを、ゆめゆめ忘れるな。

最期に遺した名言of名言。言葉は要りません。

https://pbs.twimg.com/media/CtMnl9mUsAANQnU.jpg

 5(右)北条が何じゃ!上杉が何じゃ!大名などいらん!我らだけの国を作るのじゃ。

と言ったと思ったら、誰につくか?で息子たちにすがったり、

本当に「真田家のため」という目的さえあれば、手段は選ばない。

だから弱みも見せるし、魅力的に映るんでしょうなあ。

https://pbs.twimg.com/media/C5ge_qSUsAAQjcn.jpg

6(三)死にたければ死ね。されど、生きていればまだまだ楽しいものが見られますぞ。

東国の覇者、北条氏政が家康の大軍勢の前に降伏ではなく死を選ぶ直前。

直接語りかけた言葉がこれ。アツい。それで死んだ氏政も哀れだがすごい。

https://4.bp.blogspot.com/-EiCCG3KIbWM/V2Z3ZD7RNAI/AAAAAAAAS4M/9ya7W0-G48sy71K7lDfZLsX8a8rxNc4xACLcB/s1600/CkwAUroUgAEcAPr.jpg

7(左)幼い頃より、わしの前にはいつもお主がいた。でもわしは、人として、武士として、お主に劣ったと思ったことは1度もない。ただの1度も。

これだけはどうしてもいれたかった言葉です。

昌幸ではなく、小県の国衆仲間の1人であった室賀正武の言葉。

https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-61-d5/tebuku/folder/88993/23/34589523/img_1_m?1458482350

 

結局彼は、徳川に唆されて昌幸暗殺を企てるのですが、失敗。

その最期は壮絶でしたが、今でも見応えランキングtop3に入る名シーンでした。

男の意地というか、境遇がもたらした悲劇なんだけど、室賀の虚しさとプライドに、きっと泣けます。

8(二)源三郎、源次郎、わしはどこで間違った…?

昌幸は迷い、息子にすがったりする。でもそれも、彼の魅力。

https://pbs.twimg.com/media/CltqNX_UYAIVIpQ.jpg

9(投)ではおのおの‥ぬかりなく。

必殺仕事人ですね。ぬかりなくやろう!と思わせるオーラ。最期の直前のこの言葉は、残りましたね。そしてこれが息子に受け継がれる〜〜!

https://pbs.twimg.com/media/CsEeUvQVIAE0TR7.jpg

http://tr.twipple.jp/imgp/60/3c165b.jpg

監督 朝令暮改で何が悪い?より良い案が浮かんだのに己の体面のために前の案に固執するとは、愚か者のすることじゃ!

特別に監督枠。この言葉の通りです。いかにも稀代の名将!!笑 

http://taigatv.net/wp-content/uploads/2017/01/%E6%98%8C%E5%B9%B88.jpg

ああ、書いてみて改めて昌幸ロスですね…(全然1行解説じゃない)

戦場で散らなかった、寂しく死んだことが余計にそう思わせます。

残り約11回となった真田丸、クライマックスまでどうもっていくのか、楽しみです。

こちらもどうぞ! 

yacchaesensei.hatenablog.com

yacchaesensei.hatenablog.com

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◯番組開始にあたって寄せられたインタビュー 

◯そして演じ切った後に公開されたインタビューがこちら。痺れます。

【↑2017.5.3 追記】

もうNHKでのリンクがこちらも切れてしまったようです

…再検索したらこんなページがありましたので掲載させていただきます。他のキャストのインタビューログも見られて懐かしい気持ちになりました!

best-times.jp