やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

賞状をもらったとき、生徒が喜ぶ+すぐできるたった1つの工夫

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体育祭・合唱祭・HR対抗など、学校行事には「賞状」がつきものです。

部活動や社会貢献活動でも賞状をもらえたりしますよね。

皆さんも学校に通っていたとき、朝礼で賞状を授与される瞬間をみたことがある人が多いのではないでしょうか?

今日は、生徒からもそこそこ(?)好評な実践を紹介します!

 

 

◯生徒をほめるともに喜ぶ最高の機会!

まず、生徒が賞状をもらう、というのは、教員にとっては,生徒をほめ、ともに喜ぶことができる絶好の機会です!これをあっさりとおめでとう〜ではもったいない!

ということで,何をするかと言うと、

まず、教室でも賞状授与を行います。

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HR対抗の行事であれば、学級委員や、クラスのために頑張った人(学級委員などに事前にきいておいたりすると◯)を前に出したり、部活動なら関わった生徒全員を前に出し、私が校長のように賞状を読み上げ、授与します。個人活動でも同様です。

 

私が一工夫しているのは、その後。(行事の場合に限りますが)

全員にミニサイズの賞状(賞状を厚紙にコピーしたもの)を配るのです。

サイズは文庫本くらいの大きさにしています。

できれば、そこに個人個人の名前と、がんばったことを目一杯ほめて、メッセージも書いておけたら◎です。

(ここまでできれば最高なのですが時間との勝負。賞状は鮮度が命です。)

 

今年度も実施したのですが、ちょっと見本の写真で載せられそうなものがなかったので、ごめんなさい!でも、効果はこんな形で現れます。

 

◯ミニ賞状の3つの効果!

①生徒がミニ賞状を大事にしてくれる!

②生徒同士がミニ賞状にメッセージを書き合っている!

③保護者の方も喜んでくれる!

 

①に関しては、生徒が手帳に挟んでくれたり、ラミネートして持ってきて見せてくれることもあります(ここまで喜んでくれると感動します涙)!行事に積極的とは言えなかった生徒が、手帳に挟んでくれていたのをみて私はぐっときました。笑

 

②これもうれしいですね〜〜HRが終わったあと書き合ったものが机に置いてあるのが見えたりすると、嬉しくなります。

 

③日々様々なことで保護者の方と電話等でやりとりをしますが、電話の終わりに「ミニ賞状ありがとうございます〜喜んで飾ってます!」なんて言われると、これもお世辞だとしても教員冥利につきます。

 

ということで、せっかくもらえた賞状を最大限有効活用できればよいなあと思います!

(実は負けた時とか、悔し涙をみせる生徒にかける言葉の方が、教員の力を試されるので、勉強したいです)

今年はまさか賞状がもらえるとは思っていなかった行事でもらえたので、本当に雨降って地固まる、です。

いろんな経験を自信に変えて、どんどんチャレンジしていってほしいですね。

 

(あ、もちろんHR単位でもらった賞状は教室に飾った上での話です!)