やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

良い組織に欠かせないこと。〜教員も、学び合う〜

Teacher

今週はしっかりブログを書こうと思っていたものの今日も遅くなってしまいました。

というのも、同僚の先生方と夜ご飯兼授業振り返り会をしていたからです。

(本当は公式な振り返り会があるのですが…笑)

 

ちょうど今週は、授業公開週間のような形で、互いの授業を見学し合っています。

ただ見学し合うだけじゃなくて、本音で語り合える優秀すぎる先生方に恵まれたので、とても刺激的で充実しています。

そして、とてつもなく良いサイクルが生まれています。簡単に言うと、

 

授業見学する

⇨振り返り会でも刺激を得る

⇨自分の授業に取り入れる

⇨その先生が見に来てくださる

⇨振り返り会でさらにアイディアが出る

授業見学する

 

の繰り返しです。率直に言って、完全なるWIN-WINです。

これがめちゃめちゃありがたい。

生徒指導や接し方など経験がものを言う部分はありますが、授業に関してはこのサイクルが回り続ける限り猛烈な成長ができる。

と思います。

教科や学年など関係なく見学できるのも大きいですね。「部署が違うと話通しづらい」みたいな企業あるあるは授業に関しては一切ありません。

 

忙しいと自分のことで精一杯になり、他の先生の授業を見に行けない、と思いがちですし、経験積むと他の先生の授業に学びに行くのは憚られるかもしれません。

 

しかし、予備校時代の先生の言葉で言えば、「そんなの鼻クソだよね」です。(失礼しました)

成長に変なプライドは不要ですね、ほんとに。

仕事ができる組織は、この無駄なプライドが圧倒的に少ない。

すぐに聞き、すぐにやってみます。

 

教員も全く同じ。

生徒にも「一生学びであること」を伝える意味でも、教員が互いの授業を見合う、そこから学んでいる姿を見せる教育効果はあると思います。