今日は早朝から部活動の大会引率(6時起き笑)・・・だったのですが、
雨天により会場に向かう電車の中で中止が判明。がっくし。
とは言え、そのまま引き返す訳にはいかないので、
集合場所である駅の改札まで行き、生徒に中止を伝え解散させました。
大会責任者の先生方なんかは、さらに早い時間から連絡を取り合い、実施の判断をする、ということになるともっと大変です。
巷でも、教員の部活動顧問については様々な議論があるようですが、
以前、私の部活動顧問制に対する思いを書きました。
思いというより、わかったようでわかっていない、プチ分析でしょうか。
もっときちんとしたものだと、内田良先生とかの記事が有名でしょうか。
内田先生のリンクをご覧頂ければ、主な争点は出ていると思います。
それでも、そのリンクの最下部のコメントには、
「やる気がないならやめろ」というコメントも。(かなしい)
◯部活廃止を主張できない教員
実際、ほとんどの方が、部活動顧問になるだろうな・・・と予感しながら教員になると思います。
曲がりなりにも、生徒の教育に携わる者として、「部活動なんてまっぴらだ!」と言える人は多くありません。(というか思っていたとしても大変言いづらい)
・ここまで部活動が日本社会に根付いている以上、部活の存在を真っ向から否定する事はできないという気持ち
・生徒の成長を願えば、10代に全力で取り組むことを担保することは必要だという気もち
・自分自身が部活動に所属したから、それが当たり前だと思っている
・というか、部活の顧問がしたくて教員になった!
など、当然あります。
ただ、だからといって全ての教員が、今の部活動(顧問)制度をそのまま肯定しなければ、教員として不適格だ、ということにもならないはずです。
学習指導要領に記されるように、本来正規の業務ではないのですから、それが理屈上は正論です。
ただですね、
「部活動は教員の仕事じゃない」と部活に打ち込む生徒の前で言える先生は、ほとんどいないのではないでしょうか。
生徒を思うほど、部活の存在を否定できない教員がたくさんいるはずです。
理屈と、現状の間で、揺れつつもやるしかないのです実際は。
◯教育は、誰でも語れる
教育は、誰しもが教育を受けてきた、という経験があります。
だからこそ、専門家でなくても、語る事ができます。もっと言えば、一家言ある方が多いでしょう。
だから、誰も彼も皆で教育をつくっていける という意味で私はとても肯定的に捉えています。考え方が違うからこそ、よりよいものが生まれる素地が有るはず。
しかし、世の中をみると、一緒に教育をつくる、という思想よりは、教育に期待をし、一家言持ちつつも、自分は「教育分野の外」からモノを言うような雰囲気があるように思います。
SNSの存在もそれに拍車をかけているでしょうか。
教員同士でも、部活に対する意欲差があることは否定できません。
部活動に対して、学校でプロジェクトチームを組んだりして、運営をよりよくする成果を求める動きも取れない事が多いのではないでしょうか。
◯まとまらないけど。これだけは。
「下方への平準化」はやっぱり避けたいのですね。
なんとか建設的な議論をしたい。
少なくとも、現場の声を聞く、
「教育のよき理解者」が世の中に増えて下されば、教員として心強く思います。
教育は、誰しもが一緒につくっていけるのですから。
とまあまとめられないまま、つらつら書きましたが、
私も今朝の雨天中止にはがっかりきましたね笑 さすがに!
でもでも!
私がいつも学ばせて頂いている先生のブログのこちらの記事
taka-ichi-sensei.hatenablog.com
を真似して、朝ガストしてきました笑(教えて下さりありがとうございます!)
家に帰ったら昼前まで寝てしまいそうだった所、
朝は静かで快適で、優雅に読書をしたり、新しい構想を練ったりと、いろいろとはかどりました。
このブログのアイコン画像もやっとこさ作ってみました笑
電源もあったので、ラッキーでしたね。
ということで、置かれている状況はあれど、
生徒の成長を見守りつつ、労務的には、皆で負担を分け合って、今ここにあるリソースでやるのみです。
(部活問題を外からいろいろとおっしゃる方々は、是非お手伝いをして頂けると助かります笑 でも、顧問でないと監督責任の所在が曖昧になるので難しいところはあるのですが…)
「教育のよき理解者」が増えますように。