土日は風邪でダウンしていたので記事が書けませんでした。。。
にもかかわらず、結構なアクセス数で感謝です。はてなブログProにする機会を逸し続けてもうすぐ90記事。どうしようかなあ。やっぱりProにするなら始めからだったんだろうなあ。。。
さて、本題。
◯同僚の先生方からの刺激!
どの学校にも優れた先生がいらっしゃることは確かですが、私の同僚の先生にも素晴らしい授業実践をなさっている先生がたくさんいらっしゃいます。
中でも、ある英語の先生と国語の先生の授業は見るたびに、「うおおお」と刺激を受ける授業なんです。(こんな先生方に教わりたかったと本気で思う。特に英語。あの本文和訳命のクソ授業はなんだったんだろう。)
で、私はその刺激をなんとか自分の授業に取り入れて形にしては、またその先生方が授業を見にきて下さり、さらなる改善点を指摘して下さる、というサイクル。有り難い限りです。
そしてこのサイクルこそ、「教員組織の同僚性(立場上の上下関係があまりない)の最大のメリット」だなあ。と思います。
◯私が取り入れたかったこと
その先生方の授業が特に優れているのは、今はやりの
アクティブ・ラーニングでありながら、
しっかりと知識の定着を図れていること。
限られた1コマでこれを成し遂げるのは意外と難しい。
やってみると分かるのですが、意外と生徒が「授業」を求めていたりもします。
◯テンポの良さを出せない社会科!
また、偏見かもしれませんが、英語や国語は扱う対象が言語なので、音読や暗唱や単語の書き取り、読み取り、などなどをテンポよく行うことができます。社会科はその点、テンポの良さが出ない。
例えば、英単語の確認なら、
(先生が)「School」(と言ったら)、(生徒が)「学校」(と答える)。
同様に、
(先生が)「英語」(と言ったら)、(生徒が)「English」(と答える)。
なんてことが簡単にできる。非常にテンポよく進む。
ところが、社会でこれを行うのは難しいんですよね。
例えば、「楽市・楽座」という用語をこの英単語の確認のようにテンポよく知識確認するのって、どうしても言葉で説明を要する以上、限界がある。
この限界に、なんとか挑戦してみよう(大げさ)と思った次第です。
※ちなみにアクティブ・ラーニングに関しては、書評を中心に?した良記事がたくさんあるのでこちらの先生のブログをどうぞ!
◯「マッキーノ」を改良した用語ビンゴをやってみよう
そこで私が取り組もうとしているのが、一言で言えば、「用語ビンゴ」。
もとにするのは、中学校教諭の牧野先生が考案された「マッキーノ」という手法。詳細は写真付のこちらのブログがわかりやすいです。
楽しい学習方法の『マッキーノ』 417号:幸喜勇(こうきいさむ)は年中夢求
大まかなやり方はこんな感じ。
方法は
司会者(先生)は,22個の項目(文字・単語・用語・数字など)を用意する。
参加者(生徒)は,縦・横4列ずつのマス目(全部で16マス)の中に,22項目から16個選んで書き込む。
司会者(先生または、立候補した生徒)は,22項目すべてをカードに記したものをランダムに取り出して,全部で16枚公表する。
マス目の中を公表された項目でチェックする。
チェックしたマス目の縦・横・斜めのいずれかが,直線的に並べば「上がり」
要するに、単語でビンゴを行う、というものです。
が、私がふと思ったことは「意味が分かっていないまま単語を羅列させるビンゴにしないためにはどうしたらいいだろう」ということ。ということで、これを改良して・・・
◯問題を作らせよう!
だらだら長くなってきたので、私が考えた授業方法は以下の通りです。
①教科書の1単元から用語を25個(個数は適当)用意する。
②その25用語が答えになるような一問一答を生徒につくらせる。(ここが肝心)
たぶんここで1時間が終わる。次の1時間で、
③ビンゴカード(4×4)に単語を記入。
④席を立ち、友人とペアを組み、自分の作った一問一答から問題を出し合う。
⑤答えられたらその用語のマスを塗る(マスになければ何もしない)
⑥またペアを変えて、問題を出し合う←これを繰り返す
で、制限時間内にいくつビンゴができるかを競う、というものです。
普段から、自分で作問することを毎授業で取り入れているのですが、ちょっと規模を拡大してやってみよう、と思い立った次第です。作問できる=答えを操れる≒答えとなる用語を理解している、と思っています。だから作問ビンゴにしてみたいのです。
この授業の実践編はこちらをご覧下さい!
日々刺激を頂ける環境に感謝!