年度の最後の学期が始まり、のんびり書評記事を書いている時間もなくなってきたのですが、やっぱりこの本については書いておきたい。
続きを読む【書評】『学習する学校』①全おとな必読の第1章~産業化時代の教育システムとは?~
いやあ、すごい本だ。読みはじめたが面白い。
学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する
- 作者: ピーター M センゲ,ネルダキャンブロン=マッケイブ,ティモシールカス,ブライアンスミス,ジャニスダットン,アートクライナー,リヒテルズ直子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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900ページ弱の大作。ぱっと見て書店で度肝を抜かれたが、読みはじめたらスイスイと読んでいけるのは、原書もさることながら、翻訳のわかりやすさゆえだろう。
内容のレビューを少しずつ書いていきたい(授業が始まる前の教員はいつだって意欲満点)が、その前にひとつだけ強調しておきたい。
続きを読む2017年のブログ目標は達成できたのか検証した~2018年の抱負も~
昨年中はお世話になりました。2018年もどうぞよろしくお願いいたします!
2016年にはじめたブログでしたが、この1年はブログをなんとか続けることができました。読んでくださっている方、ありがとうございます。
2017年のブログ目標は達成できたのか!?
続きを読む転記と評論家は諸悪の根源だから絶滅してほしい
年末、学校もなんやかんやで大忙しですね。
忙しくなると余裕がなくなり、ミスが増え、いいことは何一つありません。自分が人のミスも笑って許せるような状態を常に保ちたいのですが、そうもさせてくれないことが2つあるわけです。
続きを読む授業中に内職をする高3生、あなたならどう対応する?~先生が意識している4つのこと~
※今日の記事はただの悩み相談です。先に断っておく。
授業中の内職、したことありますか?
世界史を教えているとあまり感じないのですが、公民科目を教えているとどうしても感じるようになる、授業中の内職。世の先生方はどう思っているのだろう?
多くの学校では3年生で理科系の科目を必修とすることはまずないので、高3生の内職に悩む教員というのはだいたい社会科か、実技系の科目の教員だと思っている。(英数国でお悩みの先生もいらっしゃるとは思いますが…)
なぜ内職が行われ、それにどう対応したら良いのか?恥を承知で考えてみたい。
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