やっちゃえ先生探究記

よりよい教育のために。民間企業→私立中高一貫校→私立高校。社会科・地歴公民科。

担任・クラス運営

これからの修学旅行・校外学習のカタチを考える ー「恒例の行事」から「選択するツアー」へー

英語外部検定利用入試の延期が決定した11/1以降、教育をめぐるニュースや議論が活発になされている印象を受けます。(教育は誰もが経験した分、語り合い共通了解を紡げる可能性を感じやすい一方、各人の教育経験にかなり依存するので難しさもあります) そん…

【書評】荻上チキ『いじめを生む教室』ー何問正解できますか?鬼門の秋を迎える前にー

これまでいじめ関連本で新書と言えば、森田先生の中公新書だった。 いじめとは何か―教室の問題、社会の問題 (中公新書) 作者: 森田洋司 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2010/07/01 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 81回 この商品を含むブログ (1…

Google Classroom+スマホで生徒のランダム指名・席替えもラクラク!ー学校でスマホを解禁すべきか?ー

Google Classroomに毎日アクセスしているヘビーユーザーなのですが、素晴らしいアップデートが行われていたのに気づきませんでしたので紹介します。 生徒セレクター機能 なんだか日本語にすると機械的であたたかみのない言葉ですが、 簡単に言えば、生徒の氏…

BYODとスマホゲーム依存と協同学習の授業デザインに悩む

今週1週間は通常授業に加えてグループでのミニプロジェクトの詰めに時間を費やした週でした。 そこでずーっと抱えていたモヤモヤのツイートが流れてしまわないようにまとめておきます(以下引用箇所は自分のツイート) 同じようなことで悩んでいる先生方もい…

教育実習生に大切にしてほしい5つのこと、それってホント?ー生徒との時間・授業づくり・分掌・就活etcー

実習生の指導ですが、今年度もスタンスはほぼ変わりません。 今年は指導教諭として一緒にやらせてもらっています。 今まで書いてきた記事に加えて、今年度特に意識していることを5つにまとめます。

Googleに魂を売った学校教員からみたG Suite for Educationのメリット!ー課題を楽々フィードバック!ー

話題になっていた「Googleに魂を売った高校」ツイート。 もう高校やばい。Googleに魂売ってる。授業で全員にGoogleアカウント作らせ、英語はGoogleスライドでプレゼン作りGoogleドライブに提出、世界史ではGoogleフォームを使って質問を募集、生物では先生が…

「自分の意見を持つこと」よりも大切なことは?ー学校教育・教員が果たすべき役割ー

自分の意見を持つことを授業で重要視することは多いでしょう。 でも、それを強調するよりも大事なことがあると思います。 自分の意見から自由になること 先に結論を提示します。 意見を持つことが悪いわけではない。

【保存版】PBL実践のための基礎スキル講座で得た、授業づくり5つのヒント!ーインストラクショナルデザインの理論ー

GWの前半はBEYOND/Cさんが主催するこちらの講座に参加していました。 PBLを企画し、デザインし、ナビゲートし、学習者に学びとして定着させるまでの一連の流れの中で教授者が必要となるスキルを、体系的・網羅的に身につけることができます。 教育工学などの…

意味ある進路指導のために!教員必携の1冊!〜対話を促し、面談にも使える〜

進級した生徒たちと持ち上がり2年目のクラス。穏やかな滑り出しができています。 生徒も教員もそわそわしない年度始め(に思えているの)で、2年目も共に過ごせることはありがたいこと。 しかし年度始めというのはこういう状況なのです…

特別支援学級が「見下される」のはなぜか?

先日このツイートが目に留まりました。 特別支援級という最高の制度に差別と偏見という腐ったハチミツで錆び付かせてしまっているのが日本の教育から個性を奪い去っている。家庭は我が子に特性があっても頑なに支援級を拒み学校は担任で失敗したり経験のない…

【資料あり】探究学習をデザインするために最も必要なことは?@成城大シンポジウム

昨日、成城大学FD・SDシンポジウムに参加しました。 本日は年度末の仕事を放り投げてこちらへ。立命館宇治中高、札幌新陽高校、成城学園中高の先生方の発表、楽しみです。今の課題は何であれ学びを自校内で交流させること、なんだけど探究講座単体を持つ以上…

迷いと限界 ー1人で40人を支援することー

2019年に入り、高校3年生の授業がなくなり、部活もピークではなくなりました。 論文を書いたり、担任させてもらっているクラスのことをもっと丁寧に見たり、授業でも一人ひとりの大福帳をしっかり返信したりできると思っていたのです。 ところが、現実はそう…

5教科の教員が芸術科の授業を見学すべき理由

先日担任しているクラスの芸術の授業を見学し「いやあ、学びが多い!」と実感しました! 限られた授業時間 前提として芸術科は授業時間が少ない。 芸術科目の多くは配当時間も少ないので、週1~2の授業。そこで全員が演奏や製作を行って何か成果を残す指導を…

【書評】オープニングマインド 子どもの心を開く授業ー単なる言葉選びではない教員必読の書!ー

教員必読、ってあまり使いたくないのだけど、使ってしまうくらいには読んでほしい本。おなじみの吉田新一郎先生訳本です。 吉田新一郎翻訳本クラスタの皆さま(いるのか)、本屋にまた2冊新刊が…とりあえず左を購入。「ほめ言葉のシャワー」は聞いたことあるけ…

一人1台の情報端末が授業で必要な理由ースマホではなくタブレット・ノートPCの学びー

一人1台、タブレットを付与する学校も増えてきています。 海外の学校では個人のノートPCを持ち込み、課題等の提出もすべてオンライン上、というのも当たり前の昨今。 今一度自分の勤務校の環境を踏まえて、「一人1台の端末が必要」という立場で考えをまとめ…

話しすぎることはあっても聴きすぎることはないー生徒指導・進路指導の前にー

生徒の相談を受ける。話しすぎた、と思うことはあっても、聴きすぎた、と思うことはない。聴けてないな。割と自由な発想が好きなのもあって、考え出しちゃう。岩瀬先生がおっしゃっていたように目の前の生徒を置き去りにして考え出してしまう。いいアドバイ…

高校生にオススメしたい新書トップ5!ー学問の面白さ・意義を直球で伝えようー

通常営業が始まろうとしている中で、この年末年始で生徒は受験に向けて方向性を固める時期(と担任以上に生徒は意識しているようです)。 多くの生徒から 「読解力をつけたい」 「小説は読むんだけど小説以外を読んだ方がいいですよね」 「現代文ってどうし…

どの「学校」の先生が1番多い?ー幼・小・中・高・特支・専修の教員数比較!ー

Twitterの「先生」方 Twitterでフォローして下さっている方を見ると、思った以上に小学校の先生方が多い気がしています。 裏を返せば、中高の先生、特に高校公民の先生でTwitterで実践発信+専門性の追求をなさっている方が多くない、という感覚です。 大学…

担任必見!「学級をステキにする10のこと」ー岩瀬先生ブログから考えるー

新年の宿題が出されましたよ。ぜひ岩瀬先生の記事をご覧ください。 ⑩あなたは何が大切だと思いますか? iwasen.hatenablog.com 10のこと、何が大切か?

2018年の御礼+今年読まれていた記事TOP5!

あっという間の2018年、ありがとうございました。 今年は自分の授業を壊す1年でした。 中高一貫校時代は

冬休みに突入したら教員がすぐに取り組むべきことは?ー学校種を問わずできることー

年明けのHRの準備、あるいは授業準備、そのための教材研究、と言いたい気持ちもありますが、それらより先に着手したいのは、この2つ。

二者面談をしていて思わされること

現在は高2の担任をしているので、受験生になるための準備といったらいいでしょうか。来年度の履修科目決めに向けて面談をしています。 「選ぶ」ことの意味

教育と評価をめぐってー梶田叡一先生に学ぶー

無限に仕事はありますが、強制終了し読み進めています。 積読が減るどころか増えているんだけどとにかく筋トレのように読み続けることしかないと思うので手を出す。左はポップな装丁からの肉厚な内容。わかった気でいたけど不十分だったことが、言語化されて…

50分授業をどうデザインする?ー大福帳をベースにした10-30-10モデルー

授業をどうデザインするか?という問い。 単元や状況によって異なる部分は当然あるものの、最近の授業でますます思っていること、迷っていることがあるので、共有させてください。 大福帳の理想と現実

「推薦状」という教員の隠れた重い仕事 〜学校として仕組みを整えたい〜

今日は日曜日ですが台風の影響もあって推薦状をバシバシ書いた1日でした。それでもなかなか終わらないんだよなあ。 学校としてこういう仕組みにしている、という事例を検索して「仕組み」づくりの肥やしにしたいのだけど、それができるのってBHSOくらいです…

【リレー記事】ALPを使ったブログでの授業振り返り①!〜続いてくれる先生を募集します!〜

www.s-locarno.com ロカルノさんが提案してくださった「ALPを使った授業振り返り@ブログ」をやって見たいと思います!半年前に話していたことを始めてみます。でもその前に確認を。 ALPって、なに?

Padletを授業で使ってみよう!〜探究学習の可能性を切り開くICT〜

ここ数日、秋の大きなプロジェクトである探究学習のデザインをぐるぐると考え練り直しています。 そこで過去記事を眺めていたら、Padletを紹介したくなったのでまとめておきます。

文化祭の準備でプロジェクト型学習の必要性を実感する 〜行事と教科をこえるカリキュラムマネジメント〜

今日は自分のクラスで文化祭に向けた準備を進める時間を取りました。 教室全体でガヤガヤと生徒たちが動き出す中、全体を見ていて痛感することが。 プロジェクトの「土台」がない 学校祭・文化祭でのクラスの出し物は、クラスにおける1つのプロジェクトです。…

質の高いフィードバックをいかに実現するか?〜参照すべき本・実践を教えてください〜

生徒とやりとりしているか…? 1学期は教員ー生徒間の「振り返り」の機会がなかなか担保できませんでした。 ※私の授業ではGoogle Classroomでオンライン大福帳を使っています。40人の授業を複数クラス持っている中でたどり着いた、できる範囲での最善策だと思…

なぜ都市部の学校で外部アセスメント教材が広まらないのか?〜非認知能力を見える化するインセンティブ〜

経済の授業づくりを考えていて、「インセンティブ」という言葉をどう授業で組み込もうか考えていた時にいろいろと昨日の続きで思ったことを。 www.yacchaesensei.com 生徒の成長を経験則で語らないために、(外部)アセスメント教材を活用して学校の教育力を見…