年末、学校もなんやかんやで大忙しですね。
忙しくなると余裕がなくなり、ミスが増え、いいことは何一つありません。自分が人のミスも笑って許せるような状態を常に保ちたいのですが、そうもさせてくれないことが2つあるわけです。
転記大国・ガッコウ
転記ほど諸悪の根源はないでしょう。
業務改善の第一の原則は、廃止:無駄なことはやめる、です。
※以前かなりのブックマークをいただいたこちらの記事でも言及しました。
「あれもこれも」と足し算文化なのが学校ですから、「やめる」というアクションをとりにくい。
でも、一番大事なのは「やめる」ということなんですよ。
それは仕事をしない、ということではなく、すべき仕事をするために、「本当に必要か?」と思えることをやめてみる、というもの。
成績が上がらないです、どうしたらいいですか?
という生徒に、「○○はしてる?××という方法もいいよ、◆◆も試してみなよ」では成績は伸びません。
むしろ、非効率的な勉強を「やめる」ことが何より大事なのです。「やめる」指導抜きに、「やる」指導は根付きません。
閑話休題。
転記がもたらす負の効果
それは、ミスが増えることだ。
人は基本的にミスするようにできているので、人がかかわる工程を増やせば増やすほど、ミスは増える。
何か創造性を発揮する仕事なら、そのミスというリスクをとってでも人間に任せる。
しかし、創造性を発揮する必要がない仕事を人間が行うと、ミスの温床にしかならない。
サンタさんに、転記不要の教務システム導入を願っているのは私だけだろうか。
もうひとつの諸悪の根源は評論家だ
どんな組織も、何かを断罪している人がいる。
特に、「相手に面と向かってモノを言わない」人だ。
言っていることはあながち間違っていないのに、ぶつぶつ言ったり、自分の「仲間」だけに言ったり、そんなふるまいを大人がしてしまうのだ。
で、大体こういう人は「じゃああなた何かしてますか?」というと何もしていない。
生徒にも言うが、評論家はいらない。強くて優しいリーダーは評論家にはならない。
歴史上、評論家が率いた反乱を私は知らない。(詭弁)
自戒をこめて!今日は短いけれどご愛嬌。
おわりに
ああもう年末、別に何か嫌なことがあったわけではないけれど、
いろんな意見をオープンに言える場、疑問を呈することができる場、人間関係って本当に大事だ。
そんな場をつくれる側の人間でありたい。
落ち着いて記事を書きたいけど論文も書きたい…