読書・映画・TV
年末年始に突入です。皆さん本当にお疲れ様でした。 今年も色々ありましたが、2021年に読んだオススメ本と、積読本も合わせて紹介します。社会科学編はいったん横において、ひとまず教育関係のものに特化します。 ①『探究する学びをつくる』 ②『人はなぜ集団…
ご無沙汰の更新です。自分でフラグを立ててしまったので、自分が引用について指導しているtipsをまとめておきます。 中高生の引用教育(言い方雑)の要を言語化したけど、長くなるしブログに書くかな…最近全く書けていない!引用は「全ての情報は再構築されて…
書評(読んで考えたことを書き残す)記事、第2弾です。 第1弾はこちら↓www.yacchaesensei.com ということでこの記事は第2章以降〜第3章の前半についてのまとめです。※以下の引用部分の太字・色は記事筆者によるものです。 第2章 プロジェクトベースの学びと…
どう表現しても言葉足らずになる、素晴らしい書籍でしたので紹介します。 色々な「探究する学び」 を追及し、非常に参考になる記事をいつも発してくださる藤原さんが、(あえて)ハイ・テック・ハイに特化する形で探究本を書く、わけですからね。しっかり中…
圧倒的に長く感じた2学期も終わり、なんとか年末年始に突入です。皆さん本当にお疲れ様でした。 今年は大学院や執筆含め新しいことが舞い込み、その中でコロナ禍のオンライン対応を進めていく怒涛の1年でした。読書冊数自体は減ったかもしれません。 が、そ…
今年の夏はことさらに短い上に大学院の課題もこなしつつ、仕事もしつつ、なんというか休んだ感が全然ないのは私だけでしょうか… 積ん読が増えて行く一方ですが、皆さんの本リストが大変参考になるので、最近読んでいるもの、積んだままになっているものから…
再読して改めていい本だと感じたので広く読まれることを願ってます! 再読。装丁と邦題がアレですが、やっぱりいい本。認知科学の9原理に基づき教育を設計する知恵が得られる。原著は2009年だけど、5年後でも通用する大量のデータに基づいた原理だと著者が宣…
流行のさらっと読める新書、とは行かないかもしれない。 でも、日本の教育で語られる言葉に、特有の「内実」があること。データと引用を豊富に用いてその「内実」を示し、今の"教育改革"がむしろ多くの問題を生み出している可能性を示唆する1冊でした。 教育…
日々の記録をTwitterだけではなく記事に残しておくことって大事だよなと思い(3日ぶり452回目)短めの記事を残しておきます。 ちょうど1週間前。プロフェッショナルで観た「いもにい」こと井本先生。 全国から視察が殺到する注目のカリスマ教師・井本陽久(5…
ごあいさつ 2020年の初記事かつ雑記です。 2019年も当ブログをご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします! 結構同じことをしていた 年末年始は腰を据えて論文とか溜まりに溜まった積読を消化するぞ!と思いつつ…
今年は業務量がさらに増えたこともあり、ブログのエントリ数も減ってしまいました… が、読書量は90冊程度となんとか最低ラインに乗ったかと。 ※これはいわせんこと岩瀬直樹先生の現職時代(週3冊)にははるか及ばず、もどかしさも残る結果です。 とはいえ、…
読み、書き、考える。 このプロセスを通して人は学ぶ。そのコツをいかに教員は教え、生徒は学ぶのか。その技術を「追体験」することで学ぶ1冊。 教員側の視点と、学生側の視点が両方メタレベルで語られることで、how toにとどまらない広がりを持っており、探…
哲学に対する「愛」が伝わる、読み継がれる「愛」の書。 愛の本質をがっちり掴むだけでなく、哲学って答えのない問いをぐるぐる考えるだけの学問ではない、ということを示す良質な1冊です。 著者20年の思索の結論、と帯にもありますが、構想を数年前に伺い、…
これまでいじめ関連本で新書と言えば、森田先生の中公新書だった。 いじめとは何か―教室の問題、社会の問題 (中公新書) 作者: 森田洋司 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2010/07/01 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 81回 この商品を含むブログ (1…
決してエモーショナルな筆致ではない。 感情移入をいたずらに誘う極端な事例もない。 淡々と、ただ淡々と「すでにある」格差を示し続ける。 高尚な理念も、熱い想いも大事だけれど、その前に必要不可欠な「複雑な現実をありのままに見つめるよ」という言外の…
GWも終わりに差し掛かる中、やってしまいました。。 当ブログはGWに独自ドメインとはてなProの更新が同時に訪れる設定になっているのですが、今回は独自ドメインの更新を自動にしておらず有効期限が切れてブログへのアクセスが不可になり、アクセス数がガタ…
進級した生徒たちと持ち上がり2年目のクラス。穏やかな滑り出しができています。 生徒も教員もそわそわしない年度始め(に思えているの)で、2年目も共に過ごせることはありがたいこと。 しかし年度始めというのはこういう状況なのです…
節目の300記事なので、と思って意気込むけれど、変わったことが急にできるわけではないので、2019年1〜3月出版の教育関連オススメ本8冊を一挙に紹介します。 2018年もあるのはお許しください…。ではいきます!
「高等教育の再創造」を本気で志す壮大な試みです。ビジネス書としてもオススメ。 宣伝色の強い装丁にやられて積読本の中から読むのを敬遠していた1冊、早く読まなかったことを後悔しました。
教員必読、ってあまり使いたくないのだけど、使ってしまうくらいには読んでほしい本。おなじみの吉田新一郎先生訳本です。 吉田新一郎翻訳本クラスタの皆さま(いるのか)、本屋にまた2冊新刊が…とりあえず左を購入。「ほめ言葉のシャワー」は聞いたことあるけ…
教員になる前の企業勤務にも感じていたことを少しだけ。 「一人ひとりを生かす」のではなく、「昇進・昇給のための序列化」のための評価であることに、モヤモヤとしつつも学校の現場に来ました。 企業の人事でも
通常営業が始まろうとしている中で、この年末年始で生徒は受験に向けて方向性を固める時期(と担任以上に生徒は意識しているようです)。 多くの生徒から 「読解力をつけたい」 「小説は読むんだけど小説以外を読んだ方がいいですよね」 「現代文ってどうし…
実家に帰省。お昼を食べながらTVドラマ再放送で「おっさんずラブ」を観ました。 www.tv-asahi.co.jp その後、私が皿洗いを始めたシーン。 祖母がおもむろに
年明けのHRの準備、あるいは授業準備、そのための教材研究、と言いたい気持ちもありますが、それらより先に着手したいのは、この2つ。
M-1グランプリ2018、楽しませて頂きました。 ただ、Twitter等を見ていると、審査の偏りに疑問を覚えるコメントがちらほら。こんな分析記事も書かれていました。 www.buzzfeed.com 私も「基準は明確ではないし、確かに偏ってる」と思ったものの、審査員個人を…
日野田先生の箕面高校改革の物語。あれやこれや奔走する若き校長の話だと思っていました。 引き続き筋トレです。右は読了。 pic.twitter.com/gcSk464qqy— T.Yacchae (@Yacchaee) 2018年11月6日 サーバント・リーダー 皆さんは校長先生というと、どのようなイ…
無限に仕事はありますが、強制終了し読み進めています。 積読が減るどころか増えているんだけどとにかく筋トレのように読み続けることしかないと思うので手を出す。左はポップな装丁からの肉厚な内容。わかった気でいたけど不十分だったことが、言語化されて…
今日は、第8章「価値を認める・評価する」の書評です。ついに最終章。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章「ワークショップの準備」〜素晴らしい教師に必要な条件とは? 第…
今日は、第6章「一人ひとりの書き手を教える」と第7章「一人ひとりの読み手を教える」の2章分の書評です。味わいたかったので1章ずつ書いてきましたが、 この2章はアトウェルの授業の真髄と言ってもいい、「生徒一人ひとりとの関わりをどう担保するか?」を…
今日は、第5章「読み手を育てるミニ・レッスン」の書評です。旅行に読書にいろいろと外に出ていたら書評の間隔があいてしまいました。 【これまでの『イン・ザ・ミドル』書評記事】 第1章「教えることを学ぶ」〜「譲り渡す」教育と社会科の悩ましさ? 第2章…