やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

特別支援学級が「見下される」のはなぜか?

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先日このツイートが目に留まりました。

一般化はできないけれど、こういう事実があるとしたら非常にもどかしい。

もし自らの承認欲求のために支援級を見下すような教育者がいるとすれば、あまりに不幸で、言いようがない。

ただ、それを個人の責任や倫理観に帰着させる前に、なぜそういう構造が生まれているか、を問うことも必要だと思うのです。

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2019年1〜3月出版の教育関連オススメ本!ーブログも300記事に到達しましたー

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節目の300記事なので、と思って意気込むけれど、変わったことが急にできるわけではないので、2019年1〜3月出版の教育関連オススメ本8冊を一挙に紹介します。

2018年もあるのはお許しください…。ではいきます!

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【資料あり】探究学習をデザインするために最も必要なことは?@成城大シンポジウム

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昨日、成城大学FD・SDシンポジウムに参加しました。

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発表者に中高の先生方が多かったので、参加者の6,7割が中等教育関係者でした。

学習指導要領でも明確に示された「探究」について、私自身も授業で伴走しながら、さらに効果的な学習にするための「デザイン」を模索していたので、いい機会でした。

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協働化・プロジェクト化された学びをどう評価する!?ートムリンソンの教えに従ってみたー

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最後は、評価が1〜5とか、A~Dの成績に「堕する」んでしょ?

今日の記事の問いを先に提示しておきます。

総括的評価を下す宿命

今年度の学びの協働化+プロジェクト化がついに終了。

最後の総括的評価を行う段階に来ています。

これまでも色々学びの協働化+プロジェクト化の試みについては発信してきて課題も浮かび上がっています。

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迷いと限界 ー1人で40人を支援することー

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 2019年に入り、高校3年生の授業がなくなり、部活もピークではなくなりました。

論文を書いたり、担任させてもらっているクラスのことをもっと丁寧に見たり、授業でも一人ひとりの大福帳をしっかり返信したりできると思っていたのです。

ところが、現実はそうはいかずあっという間に2ヶ月が過ぎ、3月。

精神的な負担

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5教科の教員が芸術科の授業を見学すべき理由

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先日担任しているクラスの芸術の授業を見学し「いやあ、学びが多い!」と実感しました!

限られた授業時間

前提として芸術科は授業時間が少ない。

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