最終回でした!先ほど終わりましたが、
何とも言えない終わり方だと思ってしまったのは私だけでしょうか・・・
今までがめちゃくちゃ良かっただけに、期待値が高すぎたかもしれません。
一番の違和感は
・幸村、単騎で家康本陣に突っ込む!? シーン笑
・星野源を立たせ過ぎの演出
でしたね。(今日のエンディングで満足している方には申しわけないのですが、ちょっと私にはリアリティがなくて微妙すぎました。。。)
私が説明するよりも、そのシーンを観てもらったほうがよいので載せます。
徳川が盛り返して、豊臣方に勝ち目がなくなった展開からの、
大将が単騎で敵の大将のもとに行き、こんなに接近できるなんてあり得ません…
そんでもって銃を構える幸村に対し、親衛隊が身代わりになろうとするのだけど、それを制する家康。そんなバカな。笑
この接近戦・・・大将vs大将。しかも片方は単騎・・・なんという戦場でしょうか・・・北方謙三の水滸伝の文章で騎馬戦の何たるかをよく読まされていることもあってか、こんなの起き得ない演出で、ちょっと笑ってしまいました。。。
家康のスピーチ。。。
言ってることは正しいのだけれど、とにかくこの状況設定があり得なさすぎるんです!
う、うん。ああ・・・今までが本当によかっただけに、もうちょっと何とかならなかったのか・・・ああ・あ・あ・あ・あ・あ!(すみません)
そしてこの次が、星野源(家康の嫡男・秀忠)が大正義を示すこのシーン!
そんな爽やかに参じられないよ!!!!
う、うん。これまでずっと父・家康の背中をみて育って、自分の力を示すことが出来なかったから、ようやく認められる働きが出来てその表情になるのは分かる。
でも、なんかコメディみたいになってしまったのが残念です。(ファンの人ごめんなさい)
ということで、ううう・・・という最終回でした。
もちろん、総合的に今回の真田丸はめちゃくちゃ楽しかったですし、観てよかったと思うし、観てほしい!とも思うのですが・・・
ということで気を取り直して、
◯最終回の名言集!!
1(配下の武士たちに声をかける幸村)
命を惜しめ、そして勝て。
2(幸村と茶々)
茶々:死ぬる時は誇り高く死にたいものです。
幸村:世の中に誇り高い死などありません。
お上様には、誇り高く生きて頂きたい。
3(幸村と茶々)
望みを捨てなかった者にのみ、道は開けるのです。
4(幸村と真田家重臣・内記)
幸村:私は私という男がこの世にいた証をこの世に残せたのか。
内記:人のまことの値打ちは己が決める物ではありません。
幸村:誰が決めるのか。
内記:時でございます。真田左衛門佐幸村は日の本一の武将として語り継がれるでしょう。
幸村:どんな終わりを迎えてもか?
内記:大事なのはいかに生きたか、でございますゆえ。
5(母・茶々から出陣を止められる秀頼公)
勝てとは言っておらぬ。生きよと言っておるのです!
◯さいごに
今回の三谷幸喜が描いた真田丸のテーマは「逃げ惑う家康」でしたね(笑)
伊賀越えといい、夏の陣の序盤戦といい、天下統一した家康なのに、最後まで心休まらない家康の描き方は、シュールに?コミカルに?何でもまとめてしまう三谷脚本らしいなあと思います。
いろいろ言ってしまったけど、総じて本当に面白かった!!!!!!
楽しい大河ドラマをありがとうございました!