プロ野球も優勝チームが決まり、ポストシーズンに向けて本格的に動き始めている今日この頃。同時に、引退の季節でもあります。
とは言え、実力最優先の厳しいプロ野球の世界で、引退試合を行って引退できる選手は本当に一握り。実力があっても、引退の仕方は選べない選手も多くいます。
だから!
引退試合を設けて引退できた選手は本当に幸せだと思いますし、印象に残る引退試合が多くなるのも必然です。
その中で、ずっと野球に携わってきた私が選ぶ、プロ野球の感動する引退試合を5つお伝えしたいと思います。(涙腺注意)
〈2017.6〉リンク切れ等を見直し、リライトしました!
〈2017.9〉リンク切れ等を見直しました!
1.横浜DeNA 小池正晃 引退試合で涙の2HR!!!
涙の花道!横浜DeNA 小池正晃引退試合2ホームラン含む全打席シーン 131008
もうこれが3年前ですか…中日ファンの私にとって、小池選手は2000年代の黄金期を支えてくれた選手。SB相手の日本シリーズで勝ち越しHRを打ったシーンは忘れられません。
その小池選手は、横浜高校OB。現役の最後に古巣横浜に戻り、引退するのですが、その試合がまあ泣ける。高校からチームメイトの後藤選手の涙もまた泣ける。
しかも、引退試合で泣いているのに、
2本もHRを打ってしまう!!
実況も、本当に語りすぎない名実況なんですね。
後藤の背番号に合わせるように通算HRを55本にのせました!のくだりは泣けますねえ。(くどい)
2.ヤクルト 鈴木健 ファールフライの行方は...
なかなか打球が前に飛ばず、「ごめん」なんて謝るようなシーンもある中で、15球目、ついに打球がセンター前に...なんですが、その前の粋な計らい。ぐっときますね。
もう言葉を紡ぐと陳腐になるので、黙ります。笑
3.広島 緒方孝市 友が放つセンターフライ
09.10.10 緒方引退試合 キムタクのセンターフライを緒方がキャッチ
盟友・故木村拓也さんが、引退する緒方選手のいるセンターにフライを打つんですね。その打った直後の木村拓也さんのほほえみ、忘れられません。
4. ロッテ サブロー 愛するチームのため…
誰よりもロッテというチームを愛したかもしれない選手、サブロー。
3三振で迎えた最終打席の涙のツーベースは,サブロー選手らしい、右中間をライナーで破るツーベース。この後のセレモニーも感動しましたね。
【サブロー引退】ボビーに西岡にベニー・・・サブローへのメッセージ - YouTube
応援歌がまたたまんないんだなこれ。
サブロー さぁ立ち上がれ 今こそ愛するチームのため
待っていたんだ その戦う姿を 輝けサブロー
5.横浜DeNA 三浦大輔 さらばハマの番長...!
奈良出身の三浦選手。数年前、横浜がまだ最下位常連の頃、FA権を取得し、阪神から熱烈なラブコール。チーム状況から言っても、移籍は確実と思っていましたが、下した決断は、横浜残留。
「ハマの番長でいたい」という言葉は忘れられませんね。
そして25年横浜一筋、先日の引退試合は泣けました…
最終試合、代打を送らないんですよね。これは粋でしたよ本当に。
最後のスピーチで、「三浦大輔はこれからも、ずっと横浜です!ヨロシク!ありがとうございました!」としめたのは、また感動しました!!
他にもたっくさんいたので、迷いましたが、
タイムリーなのもあってこの5人にしました。
最後にもう一人だけ、泣けます。
6.東北楽天 永井怜 涙の抱擁...!
出会いあれば別れあり。高3とは残り半年弱。もう寂しいなあ・・。
〈2017.9〉本当はここで終わりの記事だったのですが、最後にあと一人だけ、中日ファンの自分にとってはだれの引退試合が思い出深いだろう、、、と思い立ち、鮮明に覚えていたのはこの選手!
7.中日 立浪和義 すごいぞ立浪!かっこいいぞ立浪!
この実況もまた名実況。
二塁打の日本記録保持者らしく、最後も二塁打で終わる。黒い噂もあれど、私にとっては最高にかっこいい、ミスタードラゴンズです。
結局7人になってしまいました、お付き合いありがとうございました!2017年の井口さんもノミネートですかねきっと…