【2018.0322追記あり】レイアウト・内容を一部改めました!
就活生もかなり見かけるこの時期ですが、学校では春の教育実習も始まる時期です!今週からスタートした実習生もいるでしょう。
教育実習生も担任も、スタートダッシュの方法は同じです、ぜひ「担任スタートダッシュ」記事をご覧下さい!
さて今日は、就活についてですが、就活論云々はここでは割愛し、教育実習生の就活について、思っていることを。
教育実習中の就活は?
まず、原則として、教育実習にいくとなるとその間は就活を休止せねばなりません。
これに関しては、よほどロケーションに恵まれるか環境に恵まれる、など相当な好条件が重ならないと、実習と就活を両立することは物理的に不可能だと思います。
なので、多くの実習生が、この間は就活をせずに、実習に集中します(というか体力的に無理だと思います汗)
とはいえ、私が実習生としてお世話になったときも、こんな例がありました。
他大学から来られた同じ実習生の方はまだ就活中でした。
「教員になりたい気持ちもあるが、民間で経験を積みたい」とのことだったので、ひっそりと続けておられたようです。
一言で言うと、本当に大変そうでした。
面接は夜でないといけないし、企業からの電話をとるにも一苦労です。
なので、実習期間中の両立はおすすめできません。
2-3週間、学校の中でフルタイムで働き、準備もし、気も張っているので、土日や平日の夜間に就職活動を行う、となると、体力的に本当に厳しいです。
母校に帰るケースが多いと思うので、地元に帰る場合も物理的に厳しいですよね。
地元就職をしたい場合は、この機会を情報収集にしたり、実習後の期間を活かしたりしたいですが!!
実習中の心構え
もっと言うと、実習中は学校で起きること、学校での生活に全力投球をしてほしいと思います。実習生はいいとこ取りです。
「現場」にいられて、「分掌」がなく、「理想」を追求でき、「行事」などのいいところをたくさん見られる
こんな美味しい期間を活かさないのは本当にもったいないです!!(迫真)
指導教官の方針もありますが、ぜひ、理想を追求して下さい。
おせっかいな先生も、おおざっぱな先生も、どちらも実習生のことをかわいく思っていますし、初心を思い出させてくれる存在だと思っています。
実習生は生徒にも新鮮に写り、テスト後かつ行事で勉強にハリが出にくい時期を盛り上げてくれる存在です(本当に)!
じゃあ就活どうするの?
で、就職活動についてですが、
私が重要だと思っていることは、実習時点でまだ進路を決定していなくても、あるいは企業などに対してまだ内定受諾をしていない場合でも、
「実習に行くこと」と「教員というキャリアも(どんなに遠くても将来的に)考えていること」を企業側に伝えることだと思っています。
こう言うと、「そんな就活生は敬遠されるのでは?」と思われるかもしれませんが、
①実習にいくということを「連絡」できている→信用につながる
②自分の人生に真摯に向き合っていることをきちんと伝えられる
③大学時代きっちりやるべきことをやってきた(単位習得等)ことを示せる
④自分も「なぜその道に行くのか」を再考できる
などのメリットや効果があると思っています。
今ぱっと思いついただけでこれだけ出ましたので、もっとブレストすればたくさん出ると思います!
実習にいくことを隠す必要はありませんし、そのことをむしろ「相談」できる関係作りを人事の方などとしてほしいと思います。
結局は、人です。手あかのついた言葉ですが、人が一番重要です。
人事の人とそういった1歩踏み込んだことまで話せる関係になれたら、仮にその組織に入ってからも続くご縁になるのかなと感じています。
もはや、組織に入れば安泰という時代ではありません。
自分のキャリア、生き方を本気で考えていて、そのことを本気で相談してくる就活生がいれば、内容はなんであろうと、その真摯な姿勢こそ、一緒に仕事をしたい!と思ってくれる社会人は少なくありません。
おわりに:迷うことの意味
かく言う私も、大学院進学、民間企業就職、教員就職と悩んだ結果、民間企業をはじめは選びました。
迷うことは、前向きなことだと思います。前向きに自分のエネルギーを使っていると思います。
教育実習を、人生に活かす気持ちでいってほしいなあと切に思います!
そしてそわそわするかもしれませんが、実習期間中は、実習に集中できるならなるべく集中していただきたいと思います!