Twitterの「先生」方
Twitterでフォローして下さっている方を見ると、思った以上に小学校の先生方が多い気がしています。
裏を返せば、中高の先生、特に高校公民の先生でTwitterで実践発信+専門性の追求をなさっている方が多くない、という感覚です。
大学の先生は意外と多い印象。
気になったので、全国の「先生」数を調べてみました。
多い順に並び替えられる?
一条校すべてではないのですが、多い順に並べられますか?
- 幼稚園
- 小学校
- 中学校
- 高等学校
- 特別支援学校
- 専修学校
データは学校基本調査-平成30年度結果の概要-:文部科学省より。
では一気にいきましょう。
幼稚園+認定こども園:約19万人!
小学校:約42万人!
中学校:約25万人!
高等学校:約23万人!
特別支援学校:約16万人!
専修学校:約8.5万人!
結果は…
小学校>>中学校≧高等学校>特支>専修
ということになりました。
※念のため、この不等号は教員数を表しているだけで、いかなる価値も含みません。
中学・高校のこと
しかわからないのですが、ここからさらに教科に分かれていきます。
高校の場合で言えば、
国語、外国語、数学、理科、地歴公民、保健体育、芸術、情報、etc...
教科によって人数が異なるので、均等に割ることはできませんが、
便宜的に高校教諭23万人を7で割ってみると約3万人。
そう考えると、少ないような気持ちになります。狭い世界でやってるなあ。
先生が足りない。。
ここで逐一取り上げられませんが、小・中の教員不足は深刻です。
とりあえず免許廃止しちゃえば?と有名人が言っていましたが、その前にくだらない免許更新講習なくして、今いる教員の労働環境をよくしてよ(小声)
この問題に対して、教育界の側がができることはこれだと思っている。
これは毎度強く言っているのだけれど、自分たちの仲間を自分たちで手放してどうする!実習生は、実習にきている時点でもう教育を支える仲間です。
「現実はそんな甘くねえんだよ」とか言って実習生に意味不明なマウンティングする教員とか控えめに言って追放です。君の承認欲求を実習生にぶつけなさんな。
おわりに
上の統計では「本務者」という表記からもあるように、非常勤の先生方や臨時任用の先生などは入っていないとすると、実態とは遠いでしょうね。