GWも終わりに差し掛かる中、やってしまいました。。
当ブログはGWに独自ドメインとはてなProの更新が同時に訪れる設定になっているのですが、今回は独自ドメインの更新を自動にしておらず有効期限が切れてブログへのアクセスが不可になり、アクセス数がガタ落ちしてしまいました。
そんな時に助けになったのが、同じようなトラブルに見舞われた方のトラブルシューティング記事。私も誰かの一助になるかも、と思いまとめておきます。
最後には、この問題を教育的に捉えてみたら…という分析も載せてみます。
起きた問題の時系列まとめ
- 突如アクセス数がガタ落ちする
- ブログにアクセスできなくなる
- 独自ドメインが無効になっていることに気づく(遅い)
というのが直面した「問題」でした。
問題への対応時系列まとめ
- スパムリストへの登録を解除する
- 独自ドメインの更新手続きをする
- 独自ドメインの詳細設定+はてなブログ側でも設定更新
- 焦って何度も詳細設定を更新しながら待つ
この4つの段階にそってまとめておきます!
①スパムリストの登録削除
調べたらTwitterで以下の画像が表示された時は、独自ドメインが無効になったことでスパムリストにURLが登録されてしまっている、ということがわかり、対応しました。
スパムサイト?として当ブログのURLが誤登録されてしまっていたようで上記画像が出ているようです。こちらの記事を参考にSpamhousの誤登録を解除しました。分かりやすく参考になりましたのでお礼申し上げます。https://t.co/hU9JE0AY54
— やっちゃえ先生@2つのPBL (@Yacchaee) 2019年5月4日
こんな会社もあるんだねえ、と思うと同時に、見事に当ブログのURLもスパムリストに載っていたので、↑の対応記事を書いてくださった方に感謝です!
②独自ドメイン更新手続き
これは各ドメイン会社さんで手続きを行うだけなので、そこまで難しくありません。
何なら更新しないと有効期限切れますよ〜!というリマインドメールが来ていますので、それに従っておけばOK。
ちなみに私はお名前.comさんを利用しているので、そちらのリンクを載せておきます。
③独自ドメインの詳細設定+はてなブログ側でも設定更新
こちらも素晴らしいまとめ記事がありますので、色々な記事の中から最も参考になる!と思ったものを載せておきます。
ピンポイントですが、私はお名前.comでCNAMEの設定がずっとエラー表示されていたのですが、おそらくそれはCNAMEの設定じゃなくて、ここのチェックを忘れていたのかなと思います…
④待つ!!
待つ時に一番良いのは忘れるほど何かにのめり込むことです。
その意味でオススメしたいのはこの2冊、面白いです。

7つの神話との決別: 21世紀の教育に向けたイングランドからの提言
- 作者: デイジークリストドゥールー,Daisy Christodoulou,Beverley Horne,松本佳穂子,ベバリーホーン,大井恭子,熊本たま
- 出版社/メーカー: 東海大学出版部
- 発売日: 2019/02/22
- メディア: 単行本
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そしてこちらのクイズアプリ!生徒たちもめちゃくちゃハマっています。
閑話休題。とにかく今は当ブログは無事復旧したようです、、気長に待つって大事。
今回のトラブルを教育の文脈で捉える
ちょうど、自分で対応していて思い出したのは、『クリエイティブ・ラーニング』で紹介されていた"デバッグ”の思想です。
「プログラムは思った通りに動かない、書いた通りに動く」とか名言すぎる。こういう自分のブログのトラブルに対処しているとシーモア・パパートの"デバック”の思想を図らずも自分で体現していると思えてきて嬉しい(錯乱)#クリエイティブ・ラーニング
— やっちゃえ先生@2つのPBL (@Yacchaee) 2019年5月4日
デバッグがなぜ大事なのか?為田さんのツイートから引用します。
プログラミング教育の実践者の方々が、「デバッグこそ大事」と言うのをよく聞く。コンストラクショニズムの「デバッグのとき、一発で正解を導かなくてもいい」という考え方は、探究と相性がよさそう。学校では、先生と一緒に真剣に解く教科学習はあまりなく、難しいか? #クリエイティブ・ラーニング
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2019年3月4日
もう一つツイートを引用、なぜかツイートを貼れなかったのでスクショでご容赦を。

クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育 (リアリティ・プラス)
- 作者: 井庭崇,鈴木寛,岩瀬直樹,今井むつみ,市川力
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
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デバッグの思想の意味
教育の文脈でデバッグが意味を持つのは、「忍耐強く何度もやり直しながら到達するというような、そういう物事への取り組み方」というより、その忍耐強さを支える即時的なフィードバックがもらえることにあるのでは?と思っている。
あっているか間違っているか、をその場で何度もトライ&エラーさせてくれる、これこそ、教育において非常に重要な要素だということです。
最近話題の『教師の勝算』を書いているウィリングハムも、探究的な学びを成立させる要件として即時的なフィードバックを重要視しています。
即時的なフィードバックが得られる場であること。つまり、失敗がすぐわかり、時間の浪費がないこと。
— やっちゃえ先生@2つのPBL (@Yacchaee) 2019年5月2日
分かる。一方で「その環境整えてます」と言える中高があったら是非拝見したい、と思う自分もいる。
それが難しいからGoogleクラスルームなんかをフル活用しているのだけど、1:40の限界を感じる。
この即時的なフイードバックを得られるからこそ、私のようなど素人でもブログをいろいろいじっていけるし、説明書なしでまず触って慣れてみようよ、みたいな発想が成り立つと思えた今回の出来事でした…
おわりに
でももうこりごりなので、自動更新設定もしたし、ロカルノさんと同じく当ブログは2024年まで独自ドメインが続くことにしてしまったので、細く長く続けていきたいですね(笑)
ドメインの手続きをミスって2024年まで購入させられる。分かりにくいし、不自然な更新ならとめろよ……。そんなわけで5年先までブログが続くようです
— ロカルノ (@s_locarno) 2019年4月11日
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