ごあいさつ
2020年の初記事かつ雑記です。
2019年も当ブログをご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします!
結構同じことをしていた
年末年始は腰を据えて論文とか溜まりに溜まった積読を消化するぞ!と思いつつ、毎年何やかんやであまり消化できません。
とはいえ、ここ数年やっていることがありました。
- 本屋で雑誌の乱読
- かけこみふるさと納税
- 投資のポートフォリオ組み直し
- 「○○年予測」系統の記事など乱読
少し街に出れば、本の持ち込み可の、書店併設カフェがあるので、雑誌を乱読しています。
特に今年はオリンピックがあるということで「2020年」節目の雑誌が多かったですね。
今年の個人的おすすめはこちら。年始はこの後3連休があるはずなので、そこにもねじ込める1冊。
年末年始に「学ぶぞ!」と思ったけど帰省やら仕事やらで終わりそうな方へ。
— やっちゃえ@2つのPBL (@Yacchaee) 2020年1月4日
2020特集してる雑誌をいくつか読んだけどこれが個人的には1番面白かった。最初の6人が豪華だけど他の方々含め全体的に知的好奇心を刺激されて面白かった。オズボーンの「2030年に必要とされるスキル」のソースもあり。 pic.twitter.com/2EEqqqlI3q
ふるさと納税は授業でも
ふるさと納税は自分の限度額の残りを駆け込みで済ませています。
制度として10年くらい経っているので、そろそろ難関大学の入試でがっつり出されてもおかしくないと思っています。
というか、センター試験政経で去年出題されていますよね。
流行りの単語一発問題。ベーシックインカムやらスマートグリッドやら、今回はふるさと納税
ところが、単語一発問題の出題で、まだ制度の中身については言及されていません。
ふるさと納税制度を分析して功罪両面に光を当てている新書が意外に存在しない気がするので、入試でしっかり出題されるのはまだ先かもしれません。
授業では経済の単元で扱っていますが、論争的でかつ身近なトピックで生徒も興味を持ちやすい模様。
ふるさと納税をめぐる授業実践はまた記事にしたいと思います(とりあえず宣言)
先進的な入試問題への感度を高める意味でも新書は毎月要チェックですね。そうして結果的に積ん読が溜まって行くのです。
投資のポートフォリオ組み直し
投資関連本・雑誌を一気に数冊読んでテコ入れします。
ちなみに暗号資産(仮想通貨)にもお試し投資していたけれど、通貨に取って代わる未来が見えないのと、投機の商品になってしまっている現状なので何とも…
中でも1冊紹介するとすれば、2019年12月出版と新しく、サクッと読めて「月5万」と地に足がついていた本がこちら。
社会科の教員としてはとにかく自分で社会に関わっていく手段を増やしてなんでもやってみようという心構えです。若々しく(小声)。
投資をしていると米中貿易摩擦や、今のアメリカとイランの関係などより身近になってきます。今週の中東情勢、本当に心配です。
社会科教員必読の記事
関連してカルロス・ゴーン氏の例の件について、彼の弁護団の1人、高野隆先生のこちらの記事↓は社会科教員としては必読でしょう。
これは社会科教員としても絶対に読んでおきたい記事ですね…生徒に身柄拘束の限度は"原則"「23日間」と叩き込むように教えるのは自分がこちら側ではなく、あちら側にいく可能性がいつでも誰にでもあるから。道徳の前に基本的人権が尊重される国を目指したい。 #NewsPicks https://t.co/wPcZiKDvY0
— やっちゃえ@2つのPBL (@Yacchaee) 2020年1月4日
内容も表現も読ませる上に考えさせる文章でした。
特に公民科教員としては日本の刑事手続きにおける問題点は教科書にもバッチリ掲載されているので、こういう記事を来年度以降のために地道にストックして行くわけです。
記事をストックといえば
ロカルノさんの記事に倣ってOneNoteの整備をしてみました。
この記事は情報整理で悩んでいたり、企業とは異なる教員の働き方に驚く人を支える仕事術だと思うので、必読です。有料記事の価値があると思います。
個人的にはOneNoteとEvernoteがごちゃついていたので一気に整理できて助かりました。ありがとうございます!
2019年の目標は達成した?
ちょうど1年前に設定したブログの目標。
2019年のブログ目標は
週1-2日、約7記事/月
年間80記事を目指そう。書けるときにたくさん書こう。
論文も書かないといけないし、とにかく細く長く続けよう。
定期的にご覧下さっている方々、本当にありがとうございます!
でしたが現実は46記事と年間80には遠く及ばず。
実践報告レベルのものは書いたり話したりしているけれど、ちゃんとした論文にはなっていない。この辺りが教員養成系でない人間の弱み(という言い訳) を今年こそ払拭せねば。
と思い立って読んでおりますよ〜〜〜
2020年の目標は
年間50〜70記事、月4,5本。週1ペースでも細く長く。ブログやTwitterをご縁に色々広がっているのも事実。
愚直に、丁寧に、目の前の一人一人の可能性に貢献したいです。
教科も、横断型の探究も、ICTを活用した授業実践をより深化させたい。
暗記しなくても調べれば分かる、という言説がまかり通っちゃうのは、授業でICTを深く使っていないからだと感じる。
— やっちゃえ@2つのPBL (@Yacchaee) 2020年1月5日
生徒1人につき「1台のPCやタブレット」の前にBYODを認めること。ただ認めるだけではなく「自分のアカウント」を付与し、授業でも積極的に端末を使用させること。知識観が変わるはず。
結局、変化を迫られるのは教員の側であることを痛切に感じる。民間企業でも学校でも、変化することを辞め始めた大人はワクワクを生まない。
— やっちゃえ@2つのPBL (@Yacchaee) 2020年1月5日
と思っている視線が相手に伝わり気づかず溝を生むのが複雑なところ。守るべきもの、組織の役割、個々人の重荷、色々ある。あなたに溜めがあるなら、攻めよう。
教育・授業について日常思うこと考えたことをもう少し記事にしよう。
生徒の言葉
— やっちゃえ@2つのPBL (@Yacchaee) 2019年12月25日
「学校から一人ずつアカウントが与えられてると、そのアドレスで後ろめたさ0で教員とやりとりできて助かる!」
学齢や学校文化に依るところはあるけど使える学校は使っていく方が良い。手前味噌だけど、思考のやりとりし合えるメンターみたいな教員-生徒関係はこれからの学校で増えそう。
クラス単位の必修授業担当だと「一人ひとり」の学びの実現は本当に果てがなくて、諦めたくなる時もある。
— やっちゃえ@2つのPBL (@Yacchaee) 2019年12月25日
が、BYODや一人ひとりのアカウント付与、学校wifi完備、google classroomなどのICTのおかげでかなりできることが増えた。それがなくて今のクラス単位必修授業を回すのは私の精神衛生的に厳しい〜
2020年もよろしくお願いいたします!