やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

Googleに魂を売った学校教員からみたG Suite for Educationのメリット!ー課題を楽々フィードバック!ー

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話題になっていた「Googleに魂を売った高校」ツイート。

勤務校でもGoogleに魂を売ってるかのごとく使い倒しているので、見た時は勤務校の生徒かと思ってドキッとしました。笑

Googleなしでは成り立たない

冷静に考えたら、勤務校というより自分も完全に魂を売っています。

  • 生徒全員アカウント
  • 全授業 Classroomがプラットホーム
  • スライドでプレゼン協同作成
  • ドキュメントでレジュメも協同作成
  • Classroom+ドキュメントで課題提出
  • フォームでオンラインクイズ
  • ドライブで写真共有

書いていたらキリがなくなってきました。でも、めちゃくちゃ便利です。

この記事では Google Classroomで生徒が出した課題を確認してフィードバックをする方法を少し紹介してみます。

フィードバックが楽々

やっぱりG Suiteの一番のメリットは「共有」が楽々だから、なのですが、

教師目線で見ると「共有」することでフィードバックがカンタンにできるのが大きいですね。

今実際に課題をClassroomで提出してもらっていますが、教員目線の画面だとこんな感じ。

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Google Classroomで課題をみる画面

課題の内容や生徒の個人情報を黒で塗りつぶしています。

また、実際は生徒の課題がまんなかの空白エリアにどーんと表示されます。

地味に良い機能は、

  • 生徒の名前の隣、「提出済み」の右にある「▼」を押すと、同じクラスの生徒がずらーっと並んで見たい生徒に同じタブ内で飛べる
  • さらに右にある「〈 〉」を押すと、次の生徒に飛べる

1つのタブ内ですべてが完結するのは素晴らしいですね!

※今までは生徒それぞれが提出してきたGoogle ドキュメントを個別で開いていました。数ヶ月前まではClassroomで課題を出しても結局一覧性が低く、長いレポートのような課題はあまりメリットを感じませんでした。

もう少しアップにすると…

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どアップにしすぎている

左側にわずかに「カ」とか「た」とか出ているのが生徒の出してきたコメントです、本当はレポートなのでもっと長い。

で、その生徒のコメントを部分的に選択してボタンを押すとフィードバックがオンライン上で可能になるというわけです。

#を押してコメントバンクを活用!

今回驚いたのが、コメントバンクという機能が追加されたこと!

jp.techcrunch.com

と思ったら結構前からあったんですね(笑)でもこれめちゃくちゃ便利です!

新しくなった成績ツールは、Google DocsのファイルだけでなくOfficeやPDF、ビデオなどさまざまなファイルタイプを扱える。また、児童生徒は同じ間違いを繰り返すことが多いので、先生は“コメントバンク(銀行)”というものを作っておいて、よく使うフィードバックをすぐに送れるようにできる。Googleによると、これによって、(機械的な対応に時間と手間を取られないので)、児童生徒へのよく考えた対応ができるようになる

先ほどの私自身のコメント画面でも、#を打つだけで下にコメントがずらっと並びます。助かる!

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#を打つとよく使うコメントが下に並ぶ

ゴム印なくてもできる!

これに近いことがオンラインで可能になっているのが嬉しすぎる!

ハッティの研究でも

フィードバック自体が「効果のある教育」として語られているだけでなく、使い方を変えないとフィードバックは学習者に最適化されない、という話がある。

『教育の効果』より引用です。

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今回は即時的フィードバックではないので、それはGoogle Formに任せるとしても、

ハッティ本にあるように、生徒個別に「考え方の説明」や「誤りの修正」をオンラインで行えるのは、教師の役割としても重要だと思える仕事なので、本当にありがたいです。

www.yacchaesensei.com

実際生徒は私の書いたコメントがすぐ見られて、それに返信したり、解決したものは「解決」タグをつけて改善したことを見える化できるので、成長実感も大きいようです。いやあ、Googleさまさま。 

おわりに

過去記事でも紹介していますが、相変わらず頼りきっています。

www.yacchaesensei.com

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BさんやRさんに魂を売ると叩かれやすいけど、Gさんに売ってもそんなに叩かれないのは、コンテンツではなくプラットホームを提供しているからでしょうか。

スマホ指導じゃないけど、「よく使う」ことを教員も体現していきたいです。